※奪われたものは取り戻す。
時間を戻します。
※。.:*:・'°☆
『翔くんもお風呂入っちゃってよ。』
『わかった。』
智に促されてお風呂に入る。
なんだかすっかり家の人だよな。
いつか、ちゃんと智と二人で暮らしたい。
それは夢だろうか?
湯槽に浸かりながら考えていた。
「………翔………くん………」
見上げると智が裸でたっていた。
「おいで」
俺が手を差し出すとその手をとる。
俺はすかさず智を絡め取り
壁ドン状態にしてキスをする。
「自分から入ってくるなんて大胆じゃん。」
「翔……が………ほしい………」
「ああっ………
いくらでもくれてやるよ。
ほら………」
ゴボゴボゴボゴボ……………
うっ………ゲホンゴホン
夢見て溺れた情けない俺。
『ゆっくりだったね。
ビール飲む?』
と智が言う。
「うん。」
と智から受けとるとプシュッと音を立てて空けた。
『智も入っておいでよ。』
『うん。
じゃあいってくる。』
と言って、パタパタと走って行った。
ソファーに座りビールを飲みながらTVを見てる。
「俺は、完璧おっさんじゃん。」
自分の腹筋を見てガックリ肩を落とす。
太っている訳じゃない
腹が出てる訳でもない
でも、15才の若さを目の前にしたら
やっぱり劣る。
「ちょっと鍛えようか。」
何て思って腕立て伏せなんかをしてみる。
『なにしてんの?
また、汗びっしょりじゃん。』
お風呂上がりの智が
俺を見て呆れた顔をした。
『はははっ…………』
智の部屋に入るとここぞとばかりに抱きついた。
『今日は、ごめん。
色々有りすぎて
疲れてるから眠らせて』
と、智が言うから
『いいよ。』
もともと会えるなんて思ってなかったし、
会えば必ずじゃ、からだ目当てみたいだし
『一緒にねよ。』
と、言ってベットに二人で入る。
腕枕をして俺の胸に右手を乗せて眠る智。
その右手を俺の左手がとって指を絡め
俺の右手で智の髪を撫でる。
スースーと寝息が聞こえてきて
智がねっむりに堕ちた。
「モデルかあ……………」
「かわいかったんだろうな……」
「待てよ。あーいう業界って
ゲイが多かったんじゃなかったっけ?」
「智なんて、餌食じゃん。」
「いや。智より潤が危ないかもな……」
「でも、最近の智はめちゃくちゃ艶っぽいしなあ……
まあ、二度とやらないと言ってたし………」
自然と智と繋いでいた指が放れて。
智の体を撫で回し始めていた。