人生は其なりにおもしろいだろ。77 | 嵐のS君妄想小説(BL)

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嵐の大野君が大好き。
そして、翔くんと智君の絡みが大好き。
BL大好きっ子の私が
嵐をネタにチョコチョコ書いてます。






実家を出たその足で松本家に向かう。

時間にしてもう9時を回った頃

「こんな時間に迷惑だよな………」

でも、このまま時間が経てば経つほど

拗れ、精神的にも苦しむ……



思いきってインターホンを押してみた。

モニターに俺が写ったんだろう

『今頃………何しに来た?』

と、潤の声がした。

『松本。

すまん。智さんに会わせてくれ。』

『やなこった。

今更、冗談じゃない。』

『頼む。

頼むから智に会わせてくれ

頼む。』

俺は必死に懇願した。

『チッ』

と、舌打ちが聞こえて静かになった。

呆れて切っちゃったのか?

俺は門の前で待っていた。

許してくれるまでずっと待とうって思ってた。


そのうち、家の電気も消えてしまい

「やっぱり俺に会いたくないんだ。」

と、悲しくなった。

でも、このまま帰れないよ。


待ってる間に俺は考えた。

智が辿ってきたであろう道を……

幸せな人生が突如波乱な人生へと転落して

楽しい青春時代を子育てに追われ。

体の痛みと寂しさと不安…………

考えれば考えれるだけ涙が溢れる。

そんな智を裏切った俺が許せない。


雨がポツンとあたり、それは徐々に強くなってきた。

まるで智の悲しみのように………






『…………………翔くん。』

智が、俺に傘を差し出して笑ってくれた。