紅い涙 62 (秘密) | 嵐のS君妄想小説(BL)

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嵐の大野君が大好き。
そして、翔くんと智君の絡みが大好き。
BL大好きっ子の私が
嵐をネタにチョコチョコ書いてます。





翔さんの目の奥に"遼"を見えた気がして

背筋がぞっとした。



確かに、ここ最近智が明るくなったのは

"さとし"効果もあるだろうけど

翔さんの影響も大きいとは思う。

でも、智が翔さんの素性を知って

正気でいられるのかが心配なんだ。


『大丈夫だよ。

俺が守ってあげるから………』



翔さんのその言葉を聞いて

まざまざと記憶が甦る。

『…………遼と…………

遼と同じ事を言うな。』


思わず立ち上がった時に、店から出てくる智が見えた。






テラス席に戻ると二人の様子がおかしい。

ニノは懸命に普通を装ってはいるけど

俺だって長年の付き合いだよ

ニノの様子がおかしい事ぐらい気づくさ。

だけど、どうして俺には隠すの?

翔さんだってそうだよ。

なにか秘密がありそう。

でもね。聞くのが怖いから俺も普通を装うんだ。






遼と同じ事を言う翔さん。

まさか………

まさか…………

俺の心が警報を鳴らす。

これ以上、智に近づけちゃいけない。

絶対に…………



マンションに着くと早々に

『翔さん、散歩お邪魔しました。じゃあ…………』

と、ニノによって翔さんから引き離され。

なかば無理矢理、俺を部屋に押し入れて鍵をかけた。



『なんなんだよ。ニノ。

翔さんに失礼なことばかりして………』

俺の新しくできた友達に対して失礼過ぎるよ。

そんなに気に入らないの?

ニノを睨んでみたら。


『…………智。』

ニノが神妙な面持ちで俺を呼ぶ

『な、なんだよ。』

俺も緊張した。

まさか………告白とかしないよな………

まさか…………



『お前さ。

もう…………翔さんとは………会うな。』

『え?…………なに……なに言ってんの?』

『だから、

もう翔さんに会うなって言ってるんだよ。』

『なんで?

なんでニノにそんなこと言われなきゃなんないの?』

『……………』

『俺が誰と仲良くなろうがニノには関係ないよね。

なんでそんなこと言うの?』


ニノが苦しそうに絞り出すような声で

『……………智の事が…………』

と言ってやめた。

『なんだよ。言えよ。』

俺は突っかかる。



『…………智の事が………心配なんだよ。



また、同じ事にならないかって…………』




『同じ………事……………?』

なんだっけ?


思い出しかけた時に、


"グニャリ"

と、景色が歪んだ。