大宮物語 忘れられない 30 | 嵐のS君妄想小説(BL)

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嵐の大野君が大好き。
そして、翔くんと智君の絡みが大好き。
BL大好きっ子の私が
嵐をネタにチョコチョコ書いてます。







相葉君のお家は中華料理のお店をやっていて

夕食時とあって、お店は凄く混んでいた。

賑やかな店の脇に自宅用の玄関があっり
玄関を入ると店側にドアがあって
開けると厨房に続いていた。


『ただいま。』

と言うと働いていた人達がこっちに向いて

『雅樹、お帰り。』

『『お帰り』』

と言ってくれる。

すごくアットホームなお店。

なんか相葉君の優しさは、育った環境なんだなと感じた。

『今ご飯持ってくから待ってなさい。』

と一際元気な女性が声をかけてきて

『かーちゃん友達もいんだけど』

と相葉君が俺を紹介した。

俺は顔を出して頭を下げた。

『じゃー二人分ね。』

と、お母さんがにこっと笑ってくれた。

『えーいいよ。俺、家にあるから』

と相葉君に断ってたら

『いいじゃないの食べてきなさいよ。
うちの中華美味しいわよ。
そして今度、親御さんと来てよ。ね。』

と料理を作り始めた。

『あ、ありがとうございます。』

俺はペコッと頭を下げて相葉君に連れられてリビングに向かった。

『あ!兄ちゃんお帰り』

と、ご飯を口いっぱいに頬張りながら振り向いた弟がいた。

『ただいま。』

相葉君は自分の荷物を脇に投げると

俺のコートやかばんを受け取ってハンガーに掛けた。

『兄ちゃんの友達?』

『そう。二宮くんって言うの』

俺をソファーに座らせて

自分はキッチンに行き温かいお茶を用意してるみたい

『頭いいんだね。
その制服………』

と、弟が俺に話しかけてきた。

『そんなことないよ。』

『ふーん。』

なんかじろじろと見られてるなっと思ってたら

『じゃー、ごゆっくり………』

と食べ終わったお皿を持って出ていき

それと入れ替わりに相葉君がお茶を持って来た。

俺にお茶を手渡すと

『すぐ見たいよね。じゃあちょっと待ってて』

と、リビングから出ていった。

一人取り残されてキョロキョロしてると

お母さんがご飯を持ってやって来た。

『あら?雅樹は?』

『えっ……と、部屋でしょうか?』

『そう。はい。食べて。』

『ありがとうございます。』

『あなたの制服………頭いいのね。

学校が違うのに何で?………友達?』

『?』

なんかさっきから弟といい、お母さんといい変な言い方してないか?


 
『えーっと……ですね……』

そもそも友達じゃねーしな………。


『……………もしかして…………』

『?』

『………もしかして彼氏………さん?』

『…………はあ~あ?』

俺は思わずでかい声をあげてしまった。

『あっ!違うの?
やだー。ごめんなさいね。
も~私ッたら………』

お母さんは赤い顔をして恥じらっている

そこに戻った相葉君が

『もー…………かーちゃん。
何やってんだよ。』

とちょっと切れ気味。

『ごめん。ごめん。
じゃあ……ね。…』

と出ていった。

俺は呆気にとられ茫然


『ごめん。うちのかーちゃん早とちりでさ………』

料理を並べながら俺を見た。

『いやっ………ビックリした』

出来立ての美味しい炒飯にスープと野菜炒めを食べながらビデオを再生した。


『俺、家族にカミングアウトしてんだ。』

『はーあ?』

カミングアウトって………あれだよな………。

「俺はホモです。」宣言…………

こいつマジか………

『………だから連れて来る友達みんなに言うんだぜ。

因みにおーちゃんも聞かれてるからね。』

『そうなんだ………男友達……大変…だね。』



『だから、「この人は」と思った人しか呼ばないけどね。』

『そうなんだ………』

『にのちゃんは…俺が好きになった人だから………』

『そうなんだ………』


炒飯を頬張りながらビデオに集中していて

あまり相葉君の話をまともに聞いてなかった。

それが不味かった。


ビデオは学校のあちらこちらを撮っていて面白くない

『どの辺に入ってるの?
早送りしない?』

と相葉君に尋ねるといつの間にか隣にいて

顎を掴まれてキスをされた。