何度目かの絶頂を向かえ
智が俺の肩に凭れて意識を飛ばした。
そのまま智の体を横たえて
汗で濡れてへばりついた前髪をかきあげて
おでこにチュッとキスを落とす。
真冬で寒いはずなのに暑くて少し窓を開けてみた。
雪はとっくに止んでいて太陽が積もった雪を溶かしていく。
時計を見るともう昼も回っていて
どんだけ抱き合ってたかを知る。
智の隣に横になり、愛しい智の髪を撫でながら
『無理させてごめんね。』と呟いた。
初めての行為は智にとっては苦痛なだけだったように見えたが、俺には至福の時だった。
裸の智の背中を指でなぞっていくとピクッと体が跳ね
かすれた声で
『…………ニノ…………もう……無理だって……』
と言う。