大神さんの話を聞いて
『俺、行ってくる。』
と翔くんが帰り支度を始めた。
『俺も』
『俺も』
と二宮と相葉が帰り支度を始めた。
『待って。』
俺が諭す。
気持ちは十分わかる。
俺だってすぐにでも駆けつけたい。
でも現実は…………。
色々なしがらみがある。
このあとニノは映画の撮影があるし、相葉くんはロケが……。
俺だって雑誌の撮影……
翔さんに至っては取材がある。
俺は携帯を取り出して社長に連絡を入れた。
『社長!!
俺らに…おれら4人に明日休みを下さい。』
電話口に頭を下げた。
それを見て
『『お願いします。』』
と3人も頭を下げた。
少しの時間の沈黙が流れ
『You達……
何をするつもり?』
『大野智を……
連れ戻しに』
受話器越しの社長の静かな威厳のある声が
『わかって言ってる?』
と聞く。
『『はい』』
『簡単なことじゃないよ』
『わかってます。
でも、おれら5人で「嵐」なんで
行ける所まで行きたいと思います。』
『大野の気持ちは?』
『………』
『俺が…
俺が守ります。』
翔くんが叫んだ。
『………いいよ。
多少のペナルティは覚悟しておいてね。』
『『はい!!』』
よし、明日。
明日あなたを迎えに行く。
そのために大神さんと策をねった。