君のそばで 5 | 嵐のS君妄想小説(BL)

嵐のS君妄想小説(BL)

嵐の大野君が大好き。
そして、翔くんと智君の絡みが大好き。
BL大好きっ子の私が
嵐をネタにチョコチョコ書いてます。






冷たい水を体に浴びて、

低体温になったおいらは風呂場で倒れてしまった。

"ドタン"

という物音に翔が気付いて、飛び込んできた時には

もうおいらは意識を失っていた。







「……………………………

…な……なんだろう………………

あったかい………温かいな………

気持ちがいい………………

………ユラ……ユラ………ゆれてる…」


"ピチャン" 

おいらは、徐々に覚醒していく。

"チャポン チャポン"

重い瞼を開けてみると

おいらは湯船につかっていた。

『………気が……付いた?』

おいらの後ろから翔の心配そうな声が聴こえてきて。

おいらは湯船の中で翔に抱き抱えられていることに気がついた。

『………しょ……う……く……ん………』

弱々しい声で翔の名前を呼んでみると

『智のバカ!!

水浴びには早すぎるしょ。

低体温になって倒れたんだよ。』

と、翔が心配して怒ってた。

『………ごめん。』

『…………ほら………………

よく温まって』

そう言うと、抱き締めている腕に力が入り

おいらを"ぎゅー"と抱き締めてくれた。

『翔くん……………

…………ありがとう……ね。』

おいらに回された腕を下から抱きしめると

先程までのあの不安が嘘のように消えて行く。

あれは、夢だったんじゃないかな………

そうだ…………

おいらは悪い夢を見てたんだ………

そう思えた………

そんな平穏な時間………………


天井から落ちてくる水滴が

湯船の中で弾けて飛んだ。





沈黙を破って翔が

『…………智君。

あれからマネージャーと何処に行ってたの?』

と、聞いてきた。

『…………』

あー………幸せな時間だったのに……

急に現実に引き戻された。

あれは、やっぱり嘘じゃない………んだ。

『…………………』


『…あれから………4時間も…………

…………何処に行ってたの?』

優しい声なのに、まるで尋問するような翔の声。

『……………』

おいらは自分自身でさえ、受け止められない事を

翔に話したくない。

『俺に言えない事?』

さらに、尋ねる翔。

『…………なんでも…ない。』

おいらは、体をお湯に沈めた。

『智くん、ウソつくの下手くそなのに

俺にウソつくんだ。』


『ほんとに何もないってば!!

翔くんしつこい!!』

おいらが怒ったものだから

翔は少し考えて

『もしかして、俺達の関係がバレた?』

と、言い出すしまつ。

『へっ?』

とんだ勘違いだぜ翔くん。

でも否定も肯定もする気になれない。

『もしかして、

最近よく転ぶのが原因?』

『えっ?』

翔くんも何か感づいてるの?

『仕事に支障が出るような付き合いはやめろとか。』

『同じメンバー内での恋愛沙汰は御法度とか。』

『違うよ』

呆れたようにおいらは答える。

『じゃあなんなんだよ

おれだって心配してるのに』

おいらは首を後ろに回して

翔くんの唇に軽くキスを落とし

『もー充分温まったから出ようよ。

おいらお腹も空いたし』

おいらは翔くんの手を取り湯船から出るように促した。