ネタバレ注意
八戒ルートも後半です♪
興味のない方はスルーして下さいね☆
長くなりますが・・・ご了承下さいm(_ _ )m
第十話「八戒の真実」
見知らぬ場所にさらわれ、高い場所の塔の中に居るみたい。
溜息をついた時・・・扉が叩かれる。玄奘の前に現れたのは?八戒?
見たことのない衣装を身にまとい知らない人のようだ。
八戒「良かった目が覚めたんだな」この声は記憶通りの優しい声だった。
玄奘「ここは何処?何があったのですか?あの時・・・もう一人」
八戒「食事だ、しばらくはココに居て貰う」ココに?閉じ込めたのは八戒?
玄奘「あなたは誰ですか?」 八戒「八戒・・・でも、あんたを守る従者じゃないんだよ玄奘」
そして何日目かの朝、八戒は部屋を訪れる。玄奘は食事に手を付けなかった。意地のようなモノだ!
待女「ミリンダ様、陛下がお呼びです」そして八戒は出て行く。
今、分かってることは知らない国で、調度や衣装、食べ物が違うこと
それから待女は八戒のことをミリンダ様、陛下と呼ぶ、彼はかなり力を持つ人間なのだ!
優しい日々をを次々に不定する言葉、気がつかなければ良かった!八戒が裏切ったなんて・・・
涙を流す玄奘、あの優しかった八戒が消えてしまったことが悲しい。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
八戒「オレは最初から玄奘を捕える為にあの国へ入り込んだ、オレはこの国ガンダーラの皇子
国を救う為、仲間のフリをしていた」・・・今までの何もかもが嘘だった?
八戒「経典を使うには玄奘の力が必要、コトが終われば故郷に帰してやるよ、約束する
オレのことを全部忘れて、故郷で普通の女として生きてくれ」
良く知った彼の姿、哀しみに暮れる暇もなく、玄奘は様々な思惑に巻き込まれる。
また何日かが過ぎた__
待女が部屋に来て着替えを手伝ってくれるのは初めてだ。
この国の衣装だろうか?待女は着替えが終わると出て行く。
次は八戒が来て「儀式の準備が出来た」と言う、その時、玄奘はめまいを感じる。
八戒「効いてきたか、悪いな朝の水に薬を仕込んだ、自由に身体は動かせない
でも、意識はちゃんとあるはずだ、薬が切れれば後遺症も残らない安心しろ」
八戒は動かない身体の玄奘を抱き上げ部屋を出る。そして階段を下りながら八戒は話かける。
八戒「旅、楽しかったな、最初から利用する為に合流したけど、楽しかったのはホント」
これが八戒の真実なんだろう。
玄奘は色んな事を考え涙を流していた(ノω・、)八戒が指で涙をぬぐってくれる。
しばらく階段を下りると広間に出る、八戒の父上・・・皇王がいた!
そして???「皇子、三蔵をこちらへ」見たことのある人、ナタクと呼ばれてる人の手には経典が!
ナタク「経典の力でガンダーラは呪縛より解き放たれる三蔵の血肉によって」Σ(゚д゚;)
その言葉に驚く八戒!私はココで殺されるんですね・・・玄奘はまた涙を流す(ノ_-。)
段々意識が無くなる玄奘に八戒の声が「待てよナタク話が違うだろ!」
ナタクは八戒が変になったと回りの者に捕えるように言う。
八戒は叫ぶ!「やめろ!ダメだ!姫サン!離せ!」姫サン?懐かしい呼びかけに必死で目を開く、
あんなに声を荒げる姿は初めて見る、もっとあなたのことが知りたかった、
あぁー私は八戒のことが__。もう喋ることも出来ない・・・だから力を振り絞って微笑を作った。

気が付けば誰かの手が伸びてくる、そのまま玄奘は意識が無くなる。
急にあたりが騒がしくなった、生きてる?邪魔が入ったのか?
目を開けてみると目の前に八戒が!ナタクと八戒が戦ってる、しかしナタクの動きが止まり、
白い羽が舞い降りる、その隙に逃げる八戒と玄奘、
そして裏路地に入り込むと、八戒が耳元で囁く頬に手をかけられて、
気がつけば唇に何かが触れていた、八戒♪はっきりとわかると玄奘は背に腕を回す。
八戒「姫サン、良かった・・・」口に何か入れられる・・・身体も動く!あぁー薬!
玄奘「なぜ口移しで?」 八戒「身体の自由を奪う薬だから自力で飲み込むとか無理なんだよ」
何だか残念な気持ちになる・・・
ふと八戒が真剣な表情をする、玄奘の額に口づけを落とす。
八戒「悪い、薬なんて口実、そんな必要がなくてもオレはあんたにキスしてた
もう我慢するのが嫌なんだ、あんたが嫌がっても、もう離したくない」きくつく抱き締められる。
「ゴメン今だけでいいから、このまま・・・」謝る八戒に
玄奘は「私はあなたを信じてましたから」もういい、八戒も利用されてただけだから・・・
腕を離した八戒は「口実なんてナシでもう一回、今度はちゃんとした理由でしてもいいか?」
玄奘「ちゃんとした理由?それは一体?」だって八戒の口から聞きたいから♪
八戒「決まってんだろ、あんたが好きだからだよ」
この回は真実には驚いたけど!お互いの想いが通じて良かったわ♪
第十一話「裏切り」
ようやく通じ合った想いを抱き手を取り合った八戒と玄奘
二人は普段の服に着替え森にいた、女官が街かた脱出するのを手助けしてくれたのだ。
暗くなったので野宿することに、怖くない傍に八戒がいる。
八戒に頬を撫でられ引き寄せられて抱き締められる。
八戒が語り始める、「三蔵法師なんて夢だと思ってた、みんな悪いヤツじゃないのはわかったけど
利用するつもりだった、仲間を裏切って自分の役目を果たす意味が見えなくなり悩んだ、
でもあんたの側にいたかった、気が付いたら好きになってたんだ」
これからどうするのか八戒に聞く、ナタクをそのままにできない・・・
八戒「オレが旅に出ることになったのはナタクの予言があったから」
玄奘「私は経典を解放する方法を知らない・・・」一番大事なのは玄奘の身安全だ!と八戒は言ってくれる。
八戒「カワイイなぁー姫サン・・・」頬に八戒の唇が(*v.v)。「ホント可愛いなぁーこのまま寝たらダメか?」
と言いながら抱き締められる。
背後がら音が聞こえる!八戒ではなく悟浄だったΣ(゚д゚;)
でも、みんな無事で早く合流出来るなんて嬉しい♪
悟浄に八戒のことを聞いてみる、戻ってこないようだ・・・
悟浄「朝方、辿り着いた時、八戒と眠ってるのを見つけました、
でもオレ達の姿を見つけた途端、後は頼む、とどこかへ、
ここにこれたのも八戒に聞いた話を思い出したから天竺で八戒の身に何かあったら
預けるものがあるから森に来てくれ、と」
玄奘は経典のこと、八戒のこと、ガンダーラのことを話た。
みんな八戒を許し、私に協力を約束してくれた。もしかして!八戒はガンダーラに戻った?
経典を取り戻しに!?その時!二郎真君「そのまさか、だよ」
木又「ナタクは人間じゃない、冥界の者、妖仙だ」
ナタクは本来、天界に属してた!
今のガンダーラは八戒が邪魔なだけ、あっさり殺されてしまう!無事で居て下さい!
ひと時の幸せな時間を過ごし彼らは絶望に立ち向かう__。
ガンダーラに到着した悟空達、場内には妖怪が!悟浄が八戒は地下牢にいることを知らせてくれる。
悟浄が八戒を、玉龍が経典を、悟空が場内の人の避難させることに。
そして悟浄と共に地下牢へ、
悟浄「オレは八戒を許せません、信頼を裏切り、こんな事態を招いた、
でも理由もなしに人を傷つけたりしません!そうですよね?」
悟浄は牢を蹴り開ける。八戒は驚き、狙われてるのに来た玄奘に怒る。
その言葉に玄奘もキレて「あなたこそ一体何をしてるんです!いい加減になさい!!
置いていかれる方の身にもなりなさい!どんなカッコつけたがりですか!私の為?冗談じゃありません!」
感情が高まり涙が・・・。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。玄奘は八戒に抱きついた。
ごほん!悟浄が、「そんなことは後に・・・妖怪の増援が迫ってきてます!」
八戒「本気で悪かった、全部終わったら1発殴っていいから勘弁してくれ」
そして八戒と玄奘は経典の元へ
一方、経典を得たナタクの正体は?そして彼と二郎真君の関係は?
この回は、あんな風に抱き締められたら寝れねーよ( ´艸`)
それから仲間の絆!がステキでした~
さぁ~次回!最終回ですぞ~o(゜∇゜*o)(o*゜∇゜)o~♪