ネタバレ注意
第八話「新たな真実」
紅孩児との戦いも終り、宿で目を覚ますと、まだ夜だった!
天竺に近づき焦っているのか?色々と考えてしまう。
玄奘は宿の外へ出た。静まり帰る夜に人影が横切る・・・
あれは?見憶えがある。八戒?足早に去って行ってしまう・・・
玄奘には気がついてない、夜遊びだろうか?
だとしたら心配するのがバカバカしくなる、追いかけても邪魔になるだけ・・・
戻ろう!でも八戒の様子が気になり探しに行くことに。
中々見つかない、諦めかけた時、八戒の声と女の人の声が!
女性が八戒の頬を撫でる、何か耳元で囁いているようだ・・・やっぱり(ノ_-。)
八戒が焦ってたのは待ち合わせに遅れそうだったからだ。きっとそう!
帰ろうとした時、物に当たりバレてしまうΣ(゚д゚;)
八戒は今まで見たことのない表情で玄奘を見据えている。
その表情は一瞬で消え必要以上に驚いく八戒はいつも通りに戻っていた。
玄奘は急いでその場を離れる、なぜ私は不機嫌なんだろう?
八戒が女にだらしないのは知ってるのに・・・
八戒は追いかけて玄奘の腕を掴む、八戒「声をかけられて対処に困ってたガラにもなく慌ててさ」
会ったばかりには見えなかった、
すると八戒は正直に「あの人は知り合いの知り合いで手紙とか届けてくれるんだ」と
手紙を届ける為に追いかけてくるのだから手紙の主はかなりの良家なのか?
そんな話を聞いてる時、玄奘は目が回り意識が途切れる・・・
額に冷たい感触・・・目を覚ますと天井が見えた。そこには八戒が
風邪で熱が出たらしい。八戒は額に軽く手を置いて何度か撫でられ心が温かく感じた。
優しい八戒の声「寝るまで、ついててやるから」
あぁ~わたるんの声で優しく言われたらイイよね・・・(///∇//)
第九話「嘘」
天竺に近づいた時、悟空・悟浄・玉龍は周辺の様子を窺う為、離れる。
残された八戒と玄奘、
八戒「折角だから・・・聞きたいことがあるんだいいか?
観音様は経典を使えば平和になるって言ったんだよな?ウソだったらどうする?」
玄奘の覚悟を確かめてるのか?
玄奘「もし予想もしたないことが起きても心強い仲間がいますから」その答えに八戒はうなずく。
全員と再び合流する。
楽しく穏やかな旅、八戒の優しさに触れ甘やかな想いを抱える玄奘
まどろみのような温かい日々を不定するかのように天竺の扉が今、開く
中に入ると天竺の周りには結界があり、下級妖怪は入ってこれないようだ。
八戒を見ると・・・いつもは先頭を歩くのに今は隣を歩いてる普通じゃない!
八戒が玄奘の腕を掴んだ、「姫さんオレ、オレ」真剣な顔、何を伝えようとしてるのか?
その時、悟浄の部屋が見つかったことを知らせる声に八戒は手を離す。
八戒「緊張してて心臓ドキドキで、天竺なんか着かないで、ずっとアンタと旅を続けられたら・・・
最近ずっと思ってた・・・ダメだよな・・・」
玄奘は嬉しかった!こんなことを思ってくれてたことに(*^▽^*)
玄奘「私も少しでも長く旅を続けたいと思ってました、あなた達と居るのが楽しくて」
八戒を見つめ手をギュッと掴んだ、八戒も握り返してくれる。
そして経典のアル部屋へ__だが悟空の姿がない!ここでは倒れる可能性は低い・・・
可能性が高いのは敵による足止め?玉龍が敵の気配が沢山あることを告げる。
すると八戒が二手に分かれることを提案する、玉龍と悟浄は敵を引きつけ悟空も助ける。
八戒は残って玄奘を守る、大丈夫!ここには八戒が居る!
背筋に寒気が!そこにいるのは八戒?のはずだった!玄奘を見下ろす姿は別人のようだったΣ(゚д゚;)
八戒「前にもこんなことあったよな?砂漠で悟空が居なくなって玉龍が探しに行く・・・」
もしかして!また分断させ経典を?考えてる玄奘の頬を指で撫でる。
立ち上がろうとした玄奘に「あんた油断しすぎだよ」気がつけば腕の中に
八戒「天竺なんか一生辿り着かなければ、オレはずっとあんたの側にいられたのに」哀しそうな声
八戒「どうして気づいてくれなかったんだ、気づいてくれれば踏み留まれたのに」
意味が解らない?何に?その時、めまいが襲ってきた。
???「無事に役目を果たしたとうだな」八戒の役目?
八戒「ごめんな・・・玄奘、あんたを守る資格なんて最初からなかったんだ」
意識が戻り目を覚ます玄奘、そこは・・・見憶えない場所、窓には鉄格子、
「八戒・・・」そう呟く玄奘・・・
どうしたんだよ!八戒!何が???
第十話へ続く__