蒔絵作品
女魯山人の蒔絵の作品を紹介します。
写真はクリックしてみてください。拡大します。
蒔絵のキャリアはたった2年と少しですが、楽しい作品が沢山出来ました。
こちらは直径18センチほどの黒漆の銘々皿に紅葉の銀彩蒔絵を施したものです。
写真では光線の加減で金色に見えますが、実際は銀色です。
細い筆で線を書いていくので集中力が必要ですし、目が疲れて見えなくなってきたりします。
こちらは絢爛豪華に金で蒔絵を施した桜の文様の銘々皿です。
部分的に金で塗りつぶしてありますが、近頃の金の高騰で材料費が高くなりました。
母の日に義理の母にプレゼントしたものです。
最近はお遊びで料理教室で使えるかなぁと思って貝に蒔絵を描いてみました。
地の色は鮑のもともとの色ですが、貝の綺麗な色が玉虫のようになっています。
鮑なので夏の模様と思って波を描きました。
こちらはやはり貝に直接蒔絵を施したものですが、金や銀で描くのではなく色漆で書いてあります。
色漆の上に錫梨地と言うものをぱらぱらと降りかけてチョッと光るようになっています。
蛤なので春の文様の蕨と土筆を描きました。


