蒔絵教室
女魯山人は蒔絵を習っています。
蒔絵と言うのは漆塗りの器や箱やかんざしやそのほか色々な漆塗りのものに金や銀の粉を蒔いて装飾を施すものです。
その歴史は古く、正倉院の宝物として残されているものがあるので700年代には既に作られていたようです。
そして桃山時代には絢爛豪華な調度品が次々と作られ、江戸時代にはその頂点を迎えます。
私の先生は松田祥幹先生で外苑前の教室に通っています。
興味のある方はネットで祥幹蒔絵教室へアクセスしてみてください。
お教室は大体6,7人で和気藹々で楽しく製作しています。
こちらは特別の筆で漆で絵を描いているところです。漆で絵を書いた後に金や銀の粉を蒔いていきます。すると漆で書いた線のところだけに金や銀が付いて柄になります。
その後その金や銀を磨きます。
こちらは女魯山人作のナイフフォークレストです。ストライプの柄のものと輪っかのものと2種類作りました。
この箸置きは大きめなのでナイフやフォークも一緒に置く事が出来ます。
自分の作ったもので食卓を飾る事ができるのは楽しいものです。



