国宝薬師寺展
国宝薬師寺展を見てきました。
仏像はよく分かりませんが、奈良の社寺群においてもとりわけ多くの国宝、重要文化財を有する薬師寺の至宝が大量に公開されるという事で上野の森の東京国立博物館へ行ってきました。
薬師寺の僧呂たちでさえ後姿を見たことがないといわれる後姿を今回は見られるように展示しているという事でした。
薬師寺では光背が取り付けられていますが、光背は後世に作られたもので本来はなかったものです。今回はその光背を取り除いて展示してあります。
均整の取れた美しいからだの曲線、着衣の衣の部分のしんなりした質感が見事でした。
この大きな像が一回の鋳造で完成されていると聞いて1300年も前の日本人にそんな鋳造技術があったのにも驚愕しました。
さすが、物づくりの国の技術です。
やはり日本の文化は素晴らしいです。
会期は6月8日までです。
是非、見に行ってみてください。