鯛茶 | 女魯山人のブログ

鯛茶

秋の紅葉鯛春の桜鯛と鯛は年に2回美味しい旬があります。

今は桜鯛の美味しい季節です。

鯛はおめでたいという語呂合わせで名前が良いこともありますが、何と言っても味は他の追随を許さない美味しい魚だと思います。まさに魚の王様です。

こんな美味しいものをこの旬の時期に食べない手はありません。


鯛茶を紹介します。
鯛の切り身

女魯山人の大好物のお茶漬け、それも鯛を乗っけてお茶漬けにして食べるのですからこれぞお茶漬けの王様です。

薄めの刺身用に削ぎ切りした鯛の切り身を味醂0.5酒1醤油2くらいのわりでつけ汁を作り、2cm角くらいに切った昆布を入れて4,5時間、或いは一晩冷蔵庫に置く。黒胡麻を炒って当り鉢で好みの荒さに摺って、鯛とまぶす。



醤油と昆布に漬けた鯛 普通は大体ほうじ茶を飲んでいますが、やはりお茶漬けの王様ですから敬意を表して煎茶で食べます。やっぱり煎茶のほうが品のいい味になります。

煎茶
お煎茶はこのようにして小さなビンに小分けして出しておきます。

大きな缶は開けたらすぐに冷凍室に入れます。

ほうじ茶
女魯山人愛用のほうじ茶です。枡半というお店のものです。

名古屋のお店ですが、本当に美味しいほうじ茶です。小さい100グラム入りも大きい200グラム入りも値段はただ倍になるだけで割安ではないので小さいほうを買うべきです。

少しずつなら湿るのを最小限に防ぐ事ができます。お茶はなんといっても湿気が大敵です。

急須もお茶の葉を入れる前に熱い湯を入れて温めておきます。


鯛やという鯛料理がお得意な料亭が在って子供の頃からよくそこの鯛茶を食べていました。そこの鯛茶は何故か白胡麻ではなく黒胡麻でまぶしてありました。

白胡麻でも何度か作ってみましたが、なんだかパンチがもう一つ足らなくてやっぱり黒胡麻の方が美味しいです。

外で食べる鯛茶はたいてい胡麻だれがまぶしてありますね。

何時からあんなふうになったのか、味がくどくなって鯛の味を損ねてしまいます。

鮮度の悪い鯛を使うときの文字通り誤魔化す(ゴマかす)方法かもしれません。



急須

熱々の薫り高いお茶を注いで鯛の身が少し霜降りになったところで食べます。ぶぶあられを少し入れてあります。鯛の味が損なわれないように海苔などは入れない方がいいと思います。

お茶漬けと一言では片付けられない深ーい味わいです。


おろし山葵
山葵は生山葵をおろして入れます。

練り山葵やチューブの山葵を使うなら、無いほうがいいと思います。









おいしそうな糠漬けを一緒にどうぞ。