オックステールスープ
オックステールスープ
ハワイのローカルフェイバレットといわれる一番の食べ物はオックステールスープだと思います。ローカルフェイバレットというのは現地人好みのといったような意味です。
オックステールスープは名前の通り牛の尻尾の煮込みスープです。
もともとは沖縄からの移民の人がハワイに持ち込んだ料理だということです。
これが生の牛の尻尾のぶつ切りです。
これだけの量で8ドル76セントです。
日本の半分以下の値段だと思います。
材料はオックステールと生姜とチャン菜とスターアニス(八角)と生のピーナッツか大豆、ねぎ以上です。
お店で出されるオックステールスープは野菜がチャン菜とねぎ以外は入っていない場合が多いのですが、私は栄養のバランスからも青梗菜や白菜をいれます。
たんぱく質の豊富なお豆類ならなんでもいいですが、黒豆や小豆は色が付くので大豆かピーナツがいいです。
オックステールの場合だけでなく骨付きの肉を調理するときはお豆を入れるとお肉も柔らかく骨離れも良くなります。鳥の水炊きの時など。
スターアニスは中華料理に良く入れるスパイスですが、独特のにおいがあるので入れなくてもいいです。
こうする事で臭みと余分な油が抜けます。
私はけっこう大量に(今回は2パック)作るのでこんな大きな寸胴で煮ます。
煮ている間何回か油とあくを取ります。
だいたい5時間くらい煮ます。
えー!5時間もー!って思うかもしれませんがただ弱い火でガスに載せておくだけの事でたまに油をとるだけなのでぜんぜん手間はかかりません。
上の写真が女魯山人作のオックステールスープです。チャン菜に隠れて見えませんが、青梗菜と白菜が入っています。
大量のおろし生姜と醤油に付けてたべます。
これがとても日本的で美味しいです。
スープの味付けは5,6時間煮た後、お好みで塩、胡椒をしてください。
必ず煮上がってから味付けをするように。
前もって味をつけると肉が硬くなりますので,気をつけてください。
オックステールを楽しむにはチャン菜を好きにならないといけません。
チャン菜のような癖のあるものを好きになれない人は頑固で柔軟性がない人
と言われています。
そう言われないように癖のあるものもトライしてみましょう。
だんだん好きになってきますよ。
ハワイのタウンで一番美味しいオックステールを出す店については明日お知らせします。
続きをお楽しみに。





