▼本作の評価・感想・各話リンクは以下にまとめています。
目次
評価
感想
あらすじ
構成
評価:13/15点
*各5点満点で評価する
■脚本
点数:4
ポイント:序盤の飛行船の部分ははしょり過ぎてますね。原作読んでいるので追いつけますが、そうでないと置いてけぼりでしょうね。ただし削いだ分だけ琢磨へのフォーカスがしっかりなされていた。
前回の実験の話を起点に物語が展開され始めます。そしてダブルセブン編最終話にして2つの七が大きく衝突します。七宝琢磨は勝負の結果を認められず、それを十三束が改善させるという流れでした。風紀委員、部活連、生徒会をうまく使い達也を関わらせることで視聴者にさすおにを見せていましたね。ただここでも説明不足を感じました、七宝の秘術や十三束のレンジゼロ、それを破った達也の魔法。4話でまとめながら後続につながるように脚本するのは難しかったのでしょう。
■キャラクター
点数:5
ポイント:このダブルセブン編に関しては達也ではなく七宝琢磨を取り囲むようにして物語が進みました。あの琢磨が最後、香澄と会話し涙した姿。第1話時点で誰が想像できただろうか。しかも涙するのが自然な流れになってました。また、十三束鋼にも活躍の機会が与えられましたね。
■演出
点数:4
ポイント:安定した作画により気持ちよく視聴することが出来るが、やはり魔法科高校、魔法戦闘が弱い。もうちょっと力を入れた演出にしてほしかった。
感想
ダブルセブン編はこれにて幕引き。
七宝と七草という意味もあり、双子の意味もあり、魔法士に2つの影響力を持つ七草という意味もあり、名倉七倉のダブルミーニングもあり。本作の中では弱いシリーズですが意外と奥が深い。ただやはりメインは七宝琢磨。調子乗っていた彼が、学校の実力者を目の当たりにして今後どうなっていくのか楽しみですね。また四葉の本家も本編に過分に登場してきました。しばらくはこういった登場になるかと思いますが、徐々にあそこに向けて作品を作っていってますね…。
さて次回からは九校戦に入りますね。4話でまとまる気がしないです(笑)。これまでのシリーズでもなじみの深いキャラクターが登場したり、達也が苦労したり、学校同士の熱いバトルが見れたりと見どころはたくさんあると思ってます。
以上。(我らが深雪の出番が少ない…)
あらすじ/スタッフ
恒星炉の実験は見事成功し、ニュースでもその成功が大々的に報道された。だが父親から神田議員の件は七草家が対処すると聞かされていた七宝は、七草家が達也を利用して自分たちの功績にしたと思い込み、通りがかった香澄に鬱憤を叩きつけてしまう。香澄も自分の家に対する侮辱を看過できず、二人は魔法を使った戦闘準備に入るが、その現場を風紀委員に発見され、拘束される。この二人の遺恨を無くすために、達也は試合で勝敗をつけることを提案する。
構成
【起】ケンカ
誘拐された女性を救出する達也。飛行船が現るも達也により分解。
昨日の実験がニュースで取り上げられ、七宝が七草香澄に言いがかりをつける。そこから喧嘩に発展。何をやってるんだ(笑)。クイックドロー流石。
2人とも富貴委員、部活蓮にいることから達也がジャッジをすることに。そして2人が試合することで禍根を残さないのではと。七草のツインズと試合をしたいということで七草は双子での試合となる。
【承】ダブルセブン
七宝琢磨と七草香澄・泉美との試合。苗字に七を持つ魔法士はパラレルでの魔法の起動を得意とします。七宝は七宝家の秘術を、七草は双子でナイトロゲンストームを。致死性の攻撃になりえないというところで達也からの静止。
達也に納得のいかない七宝と七草香澄。十三束の魂のこぶし炸裂。レンジゼロこと鋼が琢磨と勝負することに。
【転】十三束
十三束vs七宝。ミリオンエッジの使用を禁止しない戦い。ボコボコにして汚物を見るような目を向ける。十三束や服部のリクエストで十三束と試合をすることに。レンジゼロにどう立ち回るのか。
開幕から雲散霧消…つまり十三束を分解させようとしたわけですが、サイオンの塊をまとう十三束には効かないことがわかっている。格闘において達也と同等の戦闘力を発揮する十三束。十三束を倒した技は
【結】七宝琢磨
その場から立ち去った七宝琢磨は香澄と出会う。
強い理由を知りたがる琢磨、強い理由は強いからしいていうなら頑張ったからと言う香澄。悔しい気持ちは才能とは別のところから生まれる。号泣する七宝。
達也の評価が高まりすぎることを懸念する四葉。