あらすじ/スタッフ
料理人の拓己が、求人広告を見て訪れた"あすトろ荘"。しかしそこはレストランでなく、朝食付きのシェアハウス(木造2階建てのアパート)だった。その場の流れで作ったアジフライを美味しそうに食べる住人と、美人大家のミラの「こんなに美味しい朝ごはんが食べられるなら、毎日が幸せ」との言葉と笑顔に心を射抜かれた拓己は"あすトろ荘"の住み込み料理人になることを決意。だがその直後、住民たちの隠された一面とミラの秘密を知ってしまう。
構成
【起】あすトろ荘
古いテイスト感じるロボットシーンで開幕。
トランペットBGMも昔の日常系のアニメを想起させる。
んなバカな。料理長を募集する主人公宅?ぞろぞろ家族?が出てくる。すべてが嘘(笑)
料理を提供していた大家さんが亡くなったことで料理を作る人がいなくなった。こいつら家族じゃなくて被害者の会だったのか(笑)
【承】料理
主人公??が料理をすることに。アジフライ!!!アジフライがおいしそうなのはもちろんだが、キャラクターたちが頬張る様が最高。SEがえぐい。
斎藤必死の愛の告白。あすトろ荘に住むことに。今日は歓迎会をする模様。
おじいさんは小説家。だが何も情報が出てこない。え、、この子はスマホを持っていない。かなりアナログっ子のようだ。
あすトろ荘の名前の由来と部屋の紹介。なんだろう、この紹介の仕方がミステリーものっぽい。
アイドルまがいみたいなキャラも登場。
【転】歓迎会
地下アイドルらしい。地獄の料理から解放されたことを喜ぶ住民一同。犬を除いて。
そして翌日の朝ごはん。まじで美味そうなんだよなこれが。だから演出がえぐい。いい意味で。
【結】ミラ
ミラの謎の行動。若林(杉田)は筋金入りの無職。
デート。やはり何かを隠してそうだし、各所で意味ありげな構図が入っている。
未亡人だと判明??いや宇宙人だった。なんだよこれ。クレシンの劇場版かよ。
評価:9/15点
*各5点満点で評価する
■脚本(シナリオと構成)
点数:2
ポイント:謎だらけの第1話。これが興味をひくものであればよかったんですけどね。「最終回ですべていただきます」というキャッチコピーを掲げているので、最終話までは凡回なのかもしれない。このレベルの撒き方だと途中で切る人多いんじゃないかな。今話としても、本作全体としても目的が示されずに進んだためストレスに感じた第1話でした。今話の目的に関しては主人公があすトろ荘に入ることだと思ったんですけど、ミラとのデートとミラの正体を引きに使ったあたり製作者の意図をくみ取りかねる。
■キャラクター
点数:3
ポイント:いいキャラ多いなと思ったけど、結果的にはあまり感情移入というか惹かれるものはなかった。この手の作品はキャラクターの掛け合いが重要だと思っていますが、ミラが口数少なでそこに良さを感じなかった。
■演出(作画や音響等)
点数:4
ポイント:ダンジョン飯より飯テロでした。どういうわけか食事のシーンの力の入れ方が半端ない。作画、モーション、SEのクオリティが高い。キャラによって食べ方を変えていたのも興味がひかれた。またこういう美術の作りは好き。まだこの作品の作風が明らかになっていないから、果たしてマッチするのかが気になるところ。
感想
この手の作品は一気見したい正直。毎クールこの手の作品は出てくるものなので黙ってみることにします。