職場の人とテニスを
することになりました。
「娘と息子を連れていきますね。」
とニコニコテンションの、私。

さぁ、絶好のテニス日和です。
「行くよー」と私。
「行こう」と小3の息子。
「えー、絶対に行かなあかんの?」と小6の娘。

な、なんやそのテンションは、、、

「行きたくない、どうせおもんないし。」

「面白いよ。行こう。二人連れて行くって言うたし。」

「えーっ、めんどくさい」 

「・・・・(~_~;)」

「もぉ、いい。行かんでええわ。
行きたないのを連れてっても迷惑やし。」

「おねーちゃん、行かんなら、ぼくも行かへん」

「はい、はい、もぉいいです。
逆に連れていきません。
お母さんだけ行きます。」

「たーだ、一つ、言うとくわ。

 こういう誘いを勝手におもんないと決めつけて、行かへんっていうてるけど、
どこに行っても、おもしろくするかしないかは、自分次第や。
人に楽しませてもらおうと思ってるから、行く前からおもんないって言うんや。
行って、『よーし、楽しんでやるぅ』と
思ってないと、何もおもんなわーーー
誘ってもらってるうちがはなや。
そのうち、だーれも誘ってくれへんなるわ。
よーおぼえとき」

とは、言ったものの、

ヤバい、どうしよう
ほんまに行かへんことになってしもうた。
今日は上手を言うて連れていかなあかん場面やったな。

コートも多めに、時間もたっぷりとってもらって、少し上手やからと、娘は6年のくせに声かけてもらったのに

いやいや、待てよっ、
これは、全部、大人の都合やし。
行きたくないものを連れてって、嫌な顔してテニスされるほうが、よっぽど気が引けるな。
よし、ここは、
みなさんには謝って、私がその場を盛り上げればいいやん
 
「それでは、お母さんだけ行ってきまーす。」

「お母さん、やっぱり行くわ。」
「ぼくも行く。」

おっ?

これは、ドラマのように説教が入って、流れがかわった?

まさかの、ナイスな展開

「行こ、行こ。」



テニスを終わって二人は、

「めっちゃ、おもろかったな。」
「おもろかったな。」

確かに、おもろかったやろな。
自分たちのペースで、存分に楽しんでいたもんね。
お母さんも楽しかったよ。