こんばんは🌆


今日から、自分が被保険者ニヤニヤとして関わった保険給付の話をいくつかご紹介します。皆様のご参考になれば幸いです。


なお、支給要件や手続きの詳細は、紙面の関係上、かなり省きます。実際の手続きの際は、お勤めの会社の人事部、もしくは顧問社労士までお問合せ下さいますよう、宜しくお願い致します。


ただ体験談は、保険事故(保険給付の原因)の説明から入らざるを得ないため、当事者としては、振り返りは弱り目に祟り目というか、時に気が滅入ります。


けれど事故が支給要件に合致し、労災の管掌者たる政府が壮大なBGMの中で、ばさあと赤いマントを翻し、空から颯爽と舞い降りるようなイメージで介入してくれると、それはまさにウルトラマン太郎の降臨と映ります。


その日の朝は、私は朝ごはんを急ぎ口に放り込み、二歳になる息子(マジでかわいい)を保育園に送ってから出社すべく、いつも通り、奥様とひいひい言いながら(本当はひいひいなんて言わないな。やべえ、やべえか。)、慌てて身支度をしていた。


マジでかわいい息子の笑顔が出発の合図となり、玄関の鍵を閉め、私は息子を利き腕である右手で抱っこして、アパートの階段を駆け降りようとしました。


…そう、不幸は突然にやってくる。。


急ぐ余り、私は玄関先の階段を見事に踏み外して、踊り場まで派手に落下し、横転してしまったのです。


本能から、まず息子の安否確認をしました。


私は落下時に無意識に息子を腕の中に包み込んでいて、腕がクッションとなり、幸い息子には怪我はありませんでした。


問題は私。

無理な体勢で落下したため捻ったのか、左足首がじんじん疼いています。


息子の送迎を奥様にバトンタッチしてもらい、私は会社に一報して近隣の整形外科に向かいました。


通勤災害の要件は、業務と密接に関連して発生したものです。


該当すれば、指定病院に「療養の給付請求書※」を提出し、療養の給付と言って、治療費は原則、国が面倒を見てくれます。

※普通は会社、もしくは委託先の社労士が準備してくれます。


また療養のため働く事が難しい場合には、賃金を受けない日の4日目から休業給付として一定分を補償してくれます。


診断の結果、私は亀裂骨折していました。


けれど疼痛よりも、それからの完治に至るまで、まるで神の見えざる手のように、迅速に手続きを進めてくれた社労士さんの存在に感動したのでした。まさに職人、ウルトラマン級のヒーロー感を覚えました。


私も、このように、人の役に立つ仕事をしたいと強く願ったのでした。


今日はおしまい。