私の毎日  -5ページ目

私の毎日 

日々の自分の心と向きあおうと始めてみました。
なんでもない平凡な生活の中で、ちっちゃな幸せを見つけ、
閉じ込めた傷は手放していけるような・・・
そんな生活が送れたら・・・。人生上々。

転職をしてから毎日が早送りのよう。

食品の卸会社だから毎日が戦争。

怒涛の電話と注文のFAX。

メーカーの締切までにひたすら入力。

あっと言う間にお昼になり

2時から留守電に切り替わるので

今度は担当している取引先の請求などなど。

気がついたら定時になってて

山積みになってる机をみてため息ひとつ。


スーパーに寄って買い物をして…

やっとの思いで我が家にたどり着いたら

玄関からもれる灯りに緊張がとける。


おかえり  って迎えてあげたいのに

いつも母さんの方が遅くてごめんね。

朝も母さんの方が先に行くから

見送ることもできてないね。


でも、あなたがいるから頑張れてる。

ありがとう。トンスケ。
疲れているはずなのになかなか寝付けず…

秋の夜長に一人時間を持て余す。

こんな便利な時代になって、

いつでも簡単に連絡を取りあえるのに…。


自分の言葉を持たなくても

スタンプで簡単に想いが伝えられる。


かえって活字にした方が

相手の受けとり方で、意図せぬ方向に

話が転がったり、誤解されたりする。


学生時代は長電話して叱られた。

手紙もよく書いた。

簡単じゃなかったからこそ

人との繋がりがとても大切だった。




例えば一人で寂しい夜に

寂しい気持ちを伝えられること。

例えばとても嬉しいことがあって

その喜びを分かち合えること。


携帯という小さなアイテムで

声が聞きたい相手と繋がれること。



ラインも、メールも、電話も…

想いが伝わってこそ、価値がある。


声がききたい。





家を軋ませるような強風。

どうせなら昼間ならよかったのに

なんでこんな深夜に通過なんだ。

庭の木は折れないだろうか。

停電しないだろうか。


そんな心配ばかりしていて

どんどん不安を自分で煽って…

行き着く先は…

こんな夜に頼れる存在がないってこと。


そんなことをグダグダグダグダ思ううち

風も少しおさまりはじめた。


結局、ほとんど眠れないまま朝を迎え

慌てて庭をパトロール。

落ち葉はすごいけど、被害なし。


家を購入した時に

こんな未来は想像出来なかった。

庭木の手入れも面倒だなぁ…から

やりたくない→できないに変化していき

シンプルに暮らしたいと願いながら

整理整頓も苦手分野となりつつある。

何より…

世帯主の称号が重くのしかかる。


台風の夜。

私の心は荒れ放題。

しばらく復旧に時間がかかりそう。














思いがけない宅配便。

そこには…

親友からの11年分のありがとうが詰まっていた。


勤務中の私の携帯がなったのは11年前。

乳癌を宣告された彼女は…

旦那さんでもなく

家族にでもなく

一番に私に連絡をしてきてくれた。

昼休みいっぱい、彼女の不安を聞き

仕事を終えて帰ってからも

夜遅くまで話し合った。

毎晩。毎晩。


乳房を摘出し、リンパを切除し…

再発の不安にいつも怯えていた。

1年を無事過ごせたお祝いにと

毎年ささやかにプレゼントを贈り

11年目は彼女から届いた。

私も準備してあったけど

一足遅れてしまった。


便箋4枚に書かれた彼女気持ち。

彼女のことだから…

迷いに迷って選んでくれたバッグ。

息子にも淡路島の蛸せんべい。

大事に受け取った。


15年も20年も一緒に祝おう。

しわしわのおばあさんになっても

一緒に祝おう。


生きてることは素晴らしい。