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私の毎日 

日々の自分の心と向きあおうと始めてみました。
なんでもない平凡な生活の中で、ちっちゃな幸せを見つけ、
閉じ込めた傷は手放していけるような・・・
そんな生活が送れたら・・・。人生上々。

マロンは我が家に三番目に迎えた子。

ケビン・レノンが2歳の時。

子犬を嫌がるレノンとは違って

ケビンは嬉しくて嬉しくて…

自分の尻尾をユサユサさせて

毎日子犬の遊び相手をしていた。

それから13年。ずっと仲良しさん。

ケビンが逝ってしまって…

マロンの寂しさは私の想像を超えていた。

連日落ち着かなく、鼻泣きばかり。

ついに昨夜は夜通し吐いて…

吐いて吐いて吐いて…

50回以上は吐いて…

ついに吐血。



朝、床はホラーハウスになっていて…

朝一番で受診してきた。

明日から出勤。

なるべく普段と変わらない生活を装って

普通にしているつもりでも…

敏感に感じ取ってしまうワンズ達。


母ちゃんは飼い主として…

踏ん張りどころです。


ケビちゃん、まーちゃんを頼むよ!

面接をして、本社に書類を送り、


タイムカードが送られて来たら出社日を連絡します。


そういわれてから・・・なぜか連絡なし。




ケビンを見送り・・・



ケビちゃんさ、そんなに急いで逝かなくてもよかったのに・・・



そんなことをつぶやいたりして・・・



レノンとシオンはちゃんとお別れできたけど


(一匹狼のアルンはあえて知らんふり)


甘えん坊のマロン・フランがケビちゃんを探して


ふんふんふんふん鼻泣きで毎日大変。



ここ数日全然落ち着かない。



そんな様子を見ていたら・・・


連絡がないのもケビンの計らいなのかなって思う。



ちゃんとケアしてあげて!



そう言われてるようで・・・


暇をみつけては2ワンをなでなで・ダッコ。



お父さんが亡くなってしばらくした時


トンスケの勧めもあってオンラインゲームを始めた。


最初はトンスケが使っていない時間だけ。



そのうち、トンスケがゲーム機本体を購入し


2台になったので、それぞれで遊べるようになった。



そこ(オンラインの世界)に行くと・・・


いつでも、何時でも、誰かとつながることができた。


夜中だろうが、朝方だろうが、平日だろうが関係なし。



たとえ、そこで会話(チャット)をしなくても・・・


みんなが集う場所に行けば、その会話をただただ眺めて


時間をつぶすことができた。



現実の世界の辛いこと、嫌なことから引き離され


どんどんどんどん、そこで過ごす時間が増えていった。


名前も性別も、本当のことなんて何もわからない。


そんな人たちとのバーチャルな友人関係。



卒業しなきゃ・・・そう思いながら・・・


その一歩を踏み出すことが出来ずにいたけれど



ケビちゃんの介護があって、インしない時間がふえていって・・・



今はもう、そこは「大事な居場所」ではなくなった・・・



でも・・・


そこにいた時間。


それはそれで必要だった時間。


孤独から救ってもらっていた異世界。




小さな小さなケビちゃんが・・・


いろんなこと、いっぱいリセットしてくれた。



私が働くのは大手の宅配会社の受付。


何年振りかの社会復帰。


不安と緊張と・・・


少しの希望。


そして・・・


大きな一歩。








やっぱり落ち着かない様子で

部屋の中をウロウロしたり

ケビンが寝ていたベッドをひっくり返したり

ホジホジ掘ってみたり…




ケビちゃんにきれいなお花が届きました。

優しいメッセージもいただきました。

5ワンは箱を取り囲み、お花が出てくるたびに

ハイジにでてくるヤギの様に

嬉しそうに飛び跳ねて走り回っていました。

添えてあったメッセージを読んであげると

ケビンの名前がでるたびに

首をかしげたり、耳をそばたてたり。


よかったね、ケビちゃん。

うれしいね、ケビちゃん。

みんなでそう語らいました。


本当にありがとうございました。

まだ気がゆるむと涙が流れてきます。

これでよかったのかとか

ああすればよかったんじゃとか

後悔は尽きません。

けれど泣いてばかりいたら

ケビンが悲しむので

5ワンと共に日々大切に生きていきます。


ありがとうございました。



ワンコが虹の橋をわたることがあったら・・・


深大寺でお世話になろうと、ずっと前から決めていた。



今日、お寺からお迎えにきてもらって


立ち合いで旅立たせてもらってきた。


丁寧に丁寧に扱っていただいて


小さな壺に納まって帰ってきたケビン。




昨日・・・


亡くなった直後は・・・


もしかしたらまだ生きてるかもしれない。


また息を吹き返すかもしれない。


何度も何度も呼吸を確認した。


身体をさすり続けた。



どうしていいかわからず、


ただただ泣きながら・・・


部屋をうろうろした。



さすっては息を確認して・・・


確認しては泣き・・・



トンスケが学校から帰ってくるまで


一人、声を殺して泣き続けた。



食べなくなって・・・


動けなくなって・・・



最後の力を振り絞って・・・


私の傍らで寄り添っていたケビン。



可愛いケビン。


優しいケビン。



今頃はお父さんに会えて甘えてるのかな。



君は優しいお兄ちゃんだから


いつかまた、後を追っていく弟分を


空から見守っていてあげてね。



ありがとう。



              大好きなケビンへ




トンスケは食欲も旺盛で


週一の学校にも張り切って行っている。


最近はまってる多肉植物の世話にも夢中。



私は・・・


痛い身体をもてあましながらも・・・


面接をうけて、仕事に行くことに・・・


朝9時~14時まで。


休憩なしの5時間、週五日。



気がかりなのはケビンのことだった。


食べなくなって・・・


徘徊も始まり・・・


水を飲みに行っても戻れなくて


そこかしこで行き倒れてる毎日。




一昨日・・・


フラフラの身体で寝ているレノンのところにいき


5分ぐらいだったか、顔を見つめ・・・


ペロペロって舐めてバタンと倒れた。



その夜。


ふと気が付くといつの間にか私の首元に寝てた。




昨日。


もう水も飲めない。


動かない。



それでも夜中。


気が付いたら脇のあたりにいた。



どうやって、ここまできたの?



冷えた体を温めながら、なでなでしてたら


スヤスヤ眠りについてた。




そして今日。



いつもと同じ朝。


違うのは動けなくなってるケビンだけ。



トンスケが学校に行き・・・


私は普段通り、庭の手入れをしてたら


めずらしく、お兄ちゃんがきたので


ケビンの様子を伝え、会ってもらっておいた。




昼過ぎ。


もうそろそろかも・・・そんな気がして


抱き上げてデッキにでて・・・


外の空気を吸わせて・・・



何度も何度もギュってした。


そして・・・


椅子に腰を下ろしたとき。



グゥってちょっと声をだして、のけぞって・・・



静かに静かに旅立っていった。


約束どおり、母ちゃんの膝の上から旅立った。



14時25分。



ケビは母ちゃんが好きだから


逝くときは母ちゃんの膝の上からだもんね



ずっとそう約束してたね。


約束通り。



君は本当にいい子で・・・


優しくて・・・強くて・・・



ありがとう。


いっぱいありがとう。




ケビちゃんの亡骸に寄り添ったのはやっぱりレノン。


触ろうとした私をすこし威嚇したよ。


深い絆だったもんね。



母ちゃんが心配しないで仕事にいけるように・・・


トンスケの復活も見守って・・・


すべてを見守って、旅立ったケビン。



ケビンの優しさがあふれていて・・・


母ちゃんは泣けて泣けて仕方ありません。



君に出会えて本当によかった。



ありがとう。


そして、いつかまた会おうね。


待っててね。