帰省して久しぶりに思い出した「こどもアトリエ」。
現代美術家の榊健先生、奥様の陽子さんが運営されていた
美術教室です。
先生の情報は特にネット上にはとても限られていて、調べていくと、卒業生の方のブログに行き着きました。そして、皆そこにたどり着くのか、その記事には他の卒業生の方からコメントが多く寄せられていました。
アトリエに通っていたのは小学生の頃ですが、その教育観の影響は誰に対しても大きく、
たくさんの人の原点的な体験になっている事に感動しました。
そして今日、あの家がどうなっているのか気になったので、
見に行きました。
北白川から山道に入り、しばらく進みます。
昔は三条京阪に集合して、みんなでバスで向かう途中、
この急に山になる車窓に、“先生ん家に行く感”を感じ、
ドキドキワクワクしていたのを思い出します。
見覚えのある曲がり角(動物霊苑の手前)を曲がって、登っていくと、、
ありました!!
内装は新しい借り手の方の工房になっていましたが、
外見は当時のまま残っていました。
ブルーシートが一面に轢かれ、ギター作りやカロム大会をした小屋。
間の通路から裏山に抜けると広場があり、そこで竪穴式住居や基地を作りました。
土器を焼いたりドラム缶風呂に入ったりしました。
工房の方がお留守だったので奥には行けませんでしたが、
懐かしさが込み上げてきました。
前の通り。
きれいな水が流れており、ヤモリがいたり、生えている三つ葉を取ってきて囲炉裏で天ぷらにしたりしました。
自分たちの子供にも、あの自然の中での体験やものづくりの楽しさは知ってほしいなと
思います。
今は自分も東京に住んでいるため、空気や、鳥の声だけでも
めちゃくちゃ癒されました。自然いいなああああ。