わたしはふしぎでたまらない、
黒い雲からふる雨が、
銀にひかっていることが。
わたしはふしぎでたまらない、
青いくわのはたべている、
かいこが白くなることが。
わたしはふしぎでたまらない、
だれもいじらぬ夕顔が、
ひとりでぱらりと開くのが。
わたしはふしぎでたまらない、
たれにきいてもわらってて、
あたりまえだ、ということが。

金子みすず「ふしぎ」より
吟じます。
わたしは不思議でたまらない、
ウォシュレットとかエコなのか。
わたしは不思議でたまらない、
胸よりお尻が好きなひと。
わたしは不思議でたまらない、
タマラナイほど溜まること。
わたしは不思議でたまらない、
たれにきいてもにこやかに、
間に合ってます、の一言が。

金子まさや「不思議」より