先日 父親が亡くなりました。

慌ただしく葬儀を終えて49日法要も束の間

早速の遺産相続問題

 

法律でも遺産相続は早く決めないとだめらしい。

またマイナスの遺産放棄も期限が限定されているので

あれこれ資産を調べる必要があります。

 

幸いにも兄貴がしっかりしているので

その細かいところまで調べ上げてくれて

(最後は戸籍謄本まで調べて『隠し子もいなかったよ』との

報告を受け、母親と兄の三人で法定通りに分けることになりました。

つまり母親50%の兄と二人で25%ずつ。

 

両親は借家暮らしで残った財産は現金と有価証券

現金は母親が施設に入っているのでそこで使うのに必要だと思い

とりあえず有価証券だけ分割しました。

 

遺産のことで後でもめたくないという思いも両者でありましたので

何事もなくスムーズに運びました。

 

会社でその話をしていると

周りでいろんな人の思いが入ったり、不動産の問題などがある人が多くて

すぐに解決できないことが多いみたいです。

 

不動産の相続は大変

特に持ち家、畑、山などを相続する話を聞いていると大変そう。
特に山は生えている木の種類によって財産価値が決まり
それに対する相続税が課税されるみたいです。
(杉や松だと高いのでしょうね)
 
相続税を払うのが嫌で山を売ろうとしても買い手がつかず
国に国有林化してもらうように手続きをするのにも
お金がかかるみたいでなかなか解決できなみたいです。
 

 

 家屋の相続は?

 

家の場合も、そのまま住み続ける子孫がいればいいですが
いない場合は売却して現金化するのも大変そう。
 
さらに兄弟が複数いると、誰の所有にするなどの
問題複雑化になる原因になるのかも?
 
僕も持ち家で以前は
『家を残して遺産の一部にしたい』なんて思っていましたが
そもそも土地だけにしか値段がつかないと思われる中で
どれだけの資産価値を見出せるのか?
いろいろと悩みが深まります。
 

 

 リースバックっていうしくみ

 

持ち家の場合、住み続けながら家を売却できるという制度があるらしい。
住宅ローンが残っていても可能らしく
定年後の支払いを安く済ませるための一つの手段なのかもしれません。
また支払い完済した人は、その資産を基に借入ができるみたい。
 
いずれの場合も利息だけを払い続けていき、亡くなった時に(夫婦どちらも)
家屋と土地を明け渡すというリースバックの制度。
うまく活用すれば老後の資金つくりにも役立つかもしれません
 

 

 不動産よりも動産

 

僕の中での今の結論は売れる価値が変動したり財産分与でもめる
不動産よりも動産(現金、株券)で遺産相続するのがいいと思っています。
不動産は定年後にはリースバックなどを検討してみようかと考えています。