先日、関西の芸人の上岡龍太郎さんが亡くなったというニュースを見ました。

僕はこの方が漫才で活躍されていたころのことは

まだ生まれてなかったのでよく知りませんでした。

 

しかしそれ以降、数多くの番組にピンの芸能人として

MCを務められたり数多くのコラムは批評をされているのを

中高生の時に聞いていると

半分以上はわからないことなのですが、要所要所が

『ああなるほど』と思った考え方をされていました。

その当時は上岡龍太郎さんが出ているというテレビ番組や

ラジオ番組は徹底して聞いていたと思います。

尊敬している人物は?

ラジオ番組かテレビ番組だったのか忘れましたが、一番印象に残っている内容は

『世の中で尊敬している人物は誰ですか?っと聞かれたときに父親ですと

答える人間がいるけど、あんな恥ずかしいこと僕は言えません。

尊敬とは敬い尊うという意味なので、完璧な人を指すべきだと思っています。

歴史上の人物を答えるのであれば、その人の短所などは描かれていないだろうから

尊敬する人物に挙げるのは理解するけど、短所だらけの父親を

すぐそばで見てきたので尊敬なんてできるわけがない。

但し、父親のことは好きでした』(原文は異なりますがこのような意味を

言われていた気がします)

 

実は僕もたびたび使うようになり、先日もこの言葉の完全な受け売りをしていますおねがい

 

思い通りにならないことほど面白い

『楽しい』と『愉しい』と二つの字があり
楽することがたのしいではないって話もされています。
苦しい、しんどい、不便なことを選んでやると愉しくなると言われています。
実際に仕事というのは楽だからやるのではなく
やりがいを感じるから、また挑戦する課題が難しければ難しいほど
満足感が高くなると思います。
 
上岡さんはゴルフにそれを例えられていらっしゃいまして、
現役の会社員は会社で思い通りにならないことを
たくさんかかえているのに、なぜ休日にも思い通りにならないことを
するんだって皮肉っています。爆  笑
 

引退宣言後は全く公に姿を現さなかった

引き際もとてもきれいでした。
60歳手前で引退宣言をされてから一生テレビ出演をされなかったこと。
たくさんのファンがいたのでオファーもたくさんあったと思いますが
自分の美学を突き通されたという点。
 
僕にとっては本当にかっこよく映ります。
僕もこのような美学の欠片でもいいから
吸収出来ればと思っています。
 
ご冥福をお祈りいたします