鳴子温泉には、地元のお米と水(温泉水)で「鳴子独自のお酒を造りたい」「地元を盛り上げたい」と頑張っている酒店がある。今回は鳴子温泉でそんな酒店がつくり出した日本酒をガブ飲みしました♪


↑↑↑高橋酒店さん、伯楽星のビンが壁一面に並ぶ


ひとつは、川渡温泉街にある「高橋酒店」さんが企画、販売をしている「雪渡り」。鳴子で栽培された「ひとめぼれ」と弱アルカリ性の温泉水「玉鳴号」を使い、伯楽星、愛宕の松を醸す「新澤醸造店」さんが造る。


商品名:純米吟醸 雪渡り 友酔
企画販売:高橋酒店
精米歩合:60%
原料:ひとめぼれ(鳴子産)、玉鳴号(温泉水)
飲めるところ:地元旅館
【飲み口】フレッシュな香りにふくよかな甘みが広がる柔らかな酸とスッキリした抜け。新澤さんらしい仕上がり!

もうひとつは、中山平地区で栽培された「ひとめぼれ」と中山平に湧く温泉水「玉鳴号」を使った「特別純米 中山平」。真鶴、田林を醸す「田中酒造店」さんが造る。企画販売は、中山平温泉駅の向かいにある「倉加屋」さん。


商品名:特別純米 中山平
企画販売:(有)倉加屋
精米歩合:60%
原料:ひとめぼれ(中山平産)、玉鳴号(温泉水)
飲めるところ:地元旅館
【飲み口】麹の香りに柔らかな甘み、まろやかな味わいの中にキリッとした辛味がある。生酛づくりを手がける田中酒造店さんらしさが出ている!


↑↑↑歴史を感じる、田中酒造店さん↑↑↑


このほかにも、お酒に子守唄を4か月きかせ熟成させた「純米吟醸音楽酒『天音』」や「音楽酒熟成前に搾った『東鳴子』」(こちらも田中酒造店さんが造られている)、「秘蔵酒『御殿湯』」など、原料は地元のものではないものの、温泉旅館とコラボした面白い造りの地元酒もある。

—-原料の天然アルカリ水「玉鳴号」—-


鳴子温泉郷中山平温泉の地下1000mから湧き出る温泉水を、ミネラルウォーターにしたものである。500ミリリットルのペットボトルはお店などで販売しているほか、温泉水スタンドでは10リットル100円で誰でも購入できる。こちらは給湯温度40度の天然温泉水である。


↑↑↑玉鳴号の温泉スタンド↑↑↑


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