石橋式実話怪談 -25ページ目

どうしてもヒザに乗りたい人。

仕事をしていると、突然あまったれになる人がいる。

ヒザに乗せてください。

無理にでも、あなたのヒザに乗りたいのですよ。

 

 

片膝は不安定なので、ちょっとだけ潜らせてくださいよ。

片手は空いているんでしょう?

 

 

頭を撫でてください。

ペンを置き、少しだけ休みましょう。

 

抱っこしてください。

 

ああ、いい感じです。

 

 

そのまま全身をマッサージしてください。

それくらいできるでしょ?飼い主なんだから。

 

 

大体10分くらいで増長してくるので、また暖かマットの上に放流する。

 

 

 

これがほぼ日課になっている。

ファンアート?

ファンアートを描くのって、ひょっとしたら初めてかもしれない。

 

 

ことのほか緩く描けたから、UP。


思い入れはそこまで無い。

一切れのヒラメの刺し身の恩。

釣り好きな友人M氏が遊びに来た。

 

マツリ大喜び。

 

ひたすら甘やかしてくれる友人の事を心から愛しているらしく、くっついて離れない。

 

 

 

以前、彼は天然ヒラメの半身持ってきた事がある。

 

欲しい欲しいとサイレンのように鳴きながらねだるマツリ。

 

ヒラメをさばく彼の手から直接、マツリの口へ、スルリ。

飲み込むように食べるマツリの歓喜の顔は、いまだに忘れられない。

 

 

それ以来、マツリは彼にメロメロだ。

 

来たらとりあえず彼のヒザへGO
 

彼の足の感覚が無くなるまで彼のヒザに乗るマツリ。

 

そして、彼の足が痺れて降ろされた後、ヒザ近くで安心して寝入るマツリ

 

いや、懐き過ぎだろうに・・。

 

友人から貰ったヒラメの刺し身。

 

その恩と味を、今日も忘れてない口の白い人です。