時間は過ぎて…

あの頃僕は夢中で未来を探していた
大きな希望と小さな不安を
両手で握り締めて

時計も疲れも気にせずひたすら走ってきた
だけど気付けば青春時代も
終わりが近付いてる

「もう少しだけ僕に時間をください」

なんちゃって

時間は過ぎて
見えなかったものが見えてきた
夢を追うこと
大事なものを捨てること


あの頃だったらまったくもって
気にもしないけど
いつも相手のペースにばかり
併せていたんだ

本気な自分を見せるのが怖かった

「なんちゃって」

こうして僕は
ぶつかり合うことから逃げてた
大人じゃなくて
ただ臆病なだけだろう

移りゆく季節 残された砂時計
見て見ぬフリして笑ってた

時間は過ぎて
見えなかったものが見えてきた
夢を追うこと
大事なものを捨てること

光り輝く星に向かってここまで来たけど
現実が今僕を見ながら笑ってる

右か左か
レースはいよいよ山場だ

2006年2月