ラクトフェリンは母乳や牛乳に微量に含まれるたんぱく質です。
約700個のアミノ酸からなるたんぱく質で、鉄を含むため見た目は赤みがかかっています。

大半の哺乳動物の乳に含まれていますが、その濃度はまちまち。
牛乳だと1リットルあたり0.1~0.2gですが、人の母乳だと2~4g、出産直後の初乳に限ると6gもあります。

病気を引き起こす細菌の活動を抑え込み、免疫力を引き上げるパワーがあるとされています。
最近はがん予防やC型肝炎の治療に利用できるのでないかと実験・研究が盛んです。

赤色たんぱく質として初めて学術論文に登場したのが、約65年前。
最初、細菌など微生物の増殖に待ったをかける「静菌作用」が見つかり、1980年代から90年代にかけて殺菌作用があることもわかりました。

今、国内で最も注目されている研究ががん予防への応用です。

では、ラクトフェリンをとるにはどうすればいいのでしょうか?

食品だとチーズを食べると摂取できるといわれています。
ナチュラルチーズだと1kgあたり0.5~2g含まれています。

ただ、ラクトフェリンは熱に弱く、牛乳だと殺菌処理の過程で分解されてしまうため、いくら飲んでも摂取は難しいそうです。
ラクトフェリンの入ったヨーグルトや粉ミルクも出回っており、手ごろな値段で買うことができます。
効率よくたくさんの量をとりたい人は、サプリメントに頼ることになります。
こちらでご紹介していますhttp://wakudoki.fc2web.com/rakuto.htmが、科学的にみて本当に効果があるのか研究途上の現状で、過度な期待はやめましょう。





著者: 安藤 邦雄, 木元 博史
タイトル: 免疫力を鍛えるラクトフェリン