※必ず一つ前の
That fellow came over in Shibuya...Vol.1 を先に見てくださいね(*ノωノ)





Private Eyes-l

夜間の国道246号線を渋谷方面へと車を走らせる。


時間は4時くらいだっただろうか。都心を走る山手線の終電もさすがに走っていない。


今、私は渋谷の手前の街、三軒茶屋。


このとき私は固定を渋谷へ呼び出そうとしていた。


新宿から渋谷はタクシーで1メーターでいけるからである。



トゥルルル。。。トゥルルルル。。。。。がちゃ。


もしもし?


・・・





・・・・・・・



時間にして40秒程度。


たったこれだけの時間だがとある異常に私は気がつく。











































































































泣いて・・・なかったか?


Private Eyes-あああ」





















手のひらに「人」と言う字を書く。


落ち着け、落ち着け、落ち着け。


辞めたはずの煙草に火を点ける。今日2本目だ。


考えろ、考えろ、考えろ。


いつだって俺は考えて最善の答えを出してきたはずだ…


考えろ…考えるんだ…


すぐこんな結論が頭をよぎる。


ひょっとして自分はとてつもない悪人で


とても純粋な想いを汚しているんじゃないか?

と…。


悪いのは俺なのか?


それとも相手なのか?


分からない…何が悪くて何が悪くないんだ?







一種の錯乱状態になりながら…






















私は・・・












































渋谷の町に降り立った。


Private Eyes-あああ

はっきり言って、怒るつもりだった。怒りたかった。


でも、怒ることが出来なかった。


固定を目の当たりにした瞬間。


「涙」と言う最大にして最強の武器を使われてしまったんだから。


・・・・


来るんじゃなかった…と後悔しても遅い。


遅すぎる。


・・・・・・・・・


涙といっても大粒の涙がぼろぼろ…というわけではなく


涙をこらえている感じだとイメージして頂けたらと思う。


何か話したわけではない。


何かしたわけでもない。


ただ…私は目の前に立っただけである。



なだめる為に車へ乗らせ5分ほど話す。


落ち着いてきたときに


車を六本木方面に走らせながらこう問いかけてみた。






何がしたかったの?と。

Private Eyes-w


六本木のイルミネーションが意味もなく光る。


しばらく沈黙が続いたのちに…固定がこう口を開いた。



構って欲しかった。


と。






























・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


さて、物語調のブログはここで終わり。

結局そのまま少し話だけして、

ちゃんと全部万事OK平和的解決をした後に、朝方始発が動き出して少ししてから送り返しました。


これで固定事件も何とか解決。したのかな。わかんねーけど。

とにかく自分自身も、何がなんだか分からなかったけど、皆様少しは理解してくれたでしょうか…

僕のつたない文章力で少しでも理解してくれたらうれしいです。


二度とめいぷるはやらないよと言っていましたが、そうすることによってまともな人間になって欲しいものです


はっきりいって


かき回すだけかき回して引退までしたっつーのになんだこれはオイ。と言いたいものですが我慢しましょ



僕は大人ですから。



これはゲームの中の出来事だったんですから。



ものすごく過去の出来事ですし。


でもやっぱり・・・


このときはほんと疲れた・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・