過ちては改むるに憚ること勿れ 

新国立競技場の計画を白紙に戻して一からやり直すとのことだ。
goodな決断だ。
bestの判断だ。

この問題はどうも変だった。

反対論は声高に聞こえてくるし
反対論者はマスコミに盛んに登場する
なのに
積極的な賛成推進論者は見えない。

これだけの反対があるのに
いったい誰が計画を止めさせないのか
それが不思議だった。

昨日参議院に送られた安保法案は
賛成推進派の顔が見えているし
反対廃案派の顔も見えている
だから
その対立は衆目の前に晒されている。

ところが
新国立競技場の問題は
推進派の顔が見えない上に推進する理由も伝わらない。
そうしてズルズルと問題の計画が誰の意志とも知れずに進む様相は
とても気持ち悪いものだった。
誰もが疑念を呈し多数が反対を表明しているのに
見えない力が働いて止まらない様は
日本社会の恥ずべき因襲だ。

それが
今回は白紙に戻されたわけだから
日本は恥ずべき姿を捨てられたと思う。
白紙に戻したのは
国民の声の力であれ
トップの決断であれ
これまでの日本とは違う顔を示せたことは
喜ばしい。、