かつてお世話になった町を十年ぶりで訪ねた。この町も津波の被災地だ。二年ほどアパート住まいしたのだが、そのアパートのある地区は津波を免れた。だから、町並みはそのままでその風景に懐かしさがこみ上げてくる。この通りをよく歩いた。このスーパーで買い物をした。この居酒屋で呑んだ。そんな思い出が次々に蘇る。
今は、人通りがすごく少ない。すごく寂れた印象だ。
どうしたんだ。
みんな何処かへ行ってしまったのか?

この店は、あの頃はなかったと思う。それなのに何か、店の戸を開けて足を踏み込めば、あの時にタイムスリップしそうな錯覚におそわれた。
今は、人通りがすごく少ない。すごく寂れた印象だ。
どうしたんだ。
みんな何処かへ行ってしまったのか?

この店は、あの頃はなかったと思う。それなのに何か、店の戸を開けて足を踏み込めば、あの時にタイムスリップしそうな錯覚におそわれた。