お盆の喧騒が過ぎて
前の閑けさが戻ってきた
戻ってきた、というより
ジッと待っていた、いつものままで

一つ繰り返すと
一つ変わっていく
祭りのあとは、だからさみしい

葡萄色の 古き手帳にのこりたる 
かの会合の時と処かな
(啄木)

あのかえらない日は、また一つ遠くなった。