
時は元禄十五年師走半ばの十四日… 三波春夫さんの艶のある小気味良い語りは小さかった僕にもしっかと伝わってきた 赤穂浪士討入りの日はその頃では記念日みたいにテレビや雑誌で話題になるので特別な日のように思っていたものだった 小一時間珈琲屋で暇つぶししながら新聞数紙を斜め読みしていたら赤穂浪士の記事があって 一人で四十七人やっつけるのなら面白れぇだろうが若い衆混じった四十七人でたった一人の老人をやっつける話の何が面白いってんだ ハハハハこういう発想はしたことなかったから妙に感心してしまった 討入りの日は雪がつきものだけど今年は暖かい一日でした