
五月には菖蒲湯に浸り冬至にはカボチャ煮を味わい正月にはお雑煮を食べる 僕の子供時代にはどこの家庭でも当たり前にやっていたですよ 今ではそんなことを特別に供するお湯屋さんとか食事処にでも行かないと味わえませんです 土用の丑の日にうな丼を食べるのを忘れてしまうなんてねぇ 季節感のない生活スタイルになってしまってるんだよね気付かないうちに 当時の僕の家ではうな丼かハモ丼(これはアナゴだと今では思うんだけど当時はハモといっていた ウナギに比べてやや肉厚固めで色白 これはこれでおいしかった もっとも丑の日は「う」のつくものを食べる日らしいからハモは反則か)を母親が作ってくれた 中学生時代には鰻料理の老舗「開盛庵」によく連れて行ってもらったものでした
♪時はめぐりまた夏が来てあの日と同じ土用の丑の日
偽装ウナギだの里帰りウナギだのそんな事件が発覚したり なんていうか さみしいですね
♪これがワールドスタンダードとか成熟社会とかいうものかしら 成熟すると悲しいのかい
貧しくとも風情をささやかに楽しんだ日本の情緒がそんなもののせいで失われていくとしたら このうえなくさみしいですね