ストリートカフェの端っこにあるダスターボックスのそばで
その女はケントのシガレットを出して火をつけた
右手に挟み口に運ぶ仕草は手慣れたモノだがキマらない
     
オシャレな女の人は鏡の前で気に入る仕草ができるまで
アレコレ工夫を重ねるんじゃないだろうか
いい女といわれるくらいの女の人はそんなに意識をしなくとも
普通の仕草がどことなく魅惑にキマってしまうのじゃないだろか
  
♪オレのアン娘は煙草が好きで
 いつもプカプカプカ
    
やめたほうイイヨおねえさん
キマってないし品がない
体にだってよくないしキスの時には臭うから
それに気を抜いちゃうと鼻から煙が出たりして
みっともないし情けない
ガラスのこちらでつまらないお節介をぼんやり思う僕でした
  
♪遠い空から降って来るっていう
 幸せってやつがアタイにわかるまで
    
一緒にブイブイやりあったあの日若かった喫煙女達は
どこかで幸せ手に入れたかなぁ