
サンジョーへ行かなくちゃ
語りとも呟きとも歌ともつかない際どさで飄々と
高田渡さんの珈琲不演歌は味わいのある作品だ
CからEへ進行する響きを初めて聴いた時は新鮮だったな
で そこに7thが添えられると あぁぁぁお洒落
イノダの珈琲はそのころ仙台では飲めなかった
だからサンジョーサカイマチのイノダの珈琲は憧れの珈琲だった
その味はC~Eへ7th注いで醸し出す洒落た香りなんだろな と
それからだいぶした頃
一番町の中央市場横丁にイノダが店を開いた
思いのほかモダンな店で驚いたし
味香はあの7thの響きとは違ったもので落胆してしまった
いい娘だな ホントにいい娘だな
なにオレの好きな珈琲を少しばかり
高田さんも やはり珈琲よりあの娘がお目当てだったのかも
仙台一番町の横丁街は戦後の混乱期に誕生したもので
今でも当時の風情や情緒を漂わせながら複数残っています