◆どん底の時期は何を考えていたのですか?
□不安はありませんでした
 夜明け前が一番暗いというじゃないですか
 私たちの音声認識技術は不連続のイノベーションを起こすもの
 つまり、今まではなくともよかったものです
 それがなくては困るものに変わっていったときに・・・

     ~アドバンスト・メディア 鈴木清幸社長(55)~


□今の子どもはしばしば
 「これを勉強すると何の役に立つのですか」と聞く
 消費者としての自分を確立した子どもには当然の問いである
 消費者にとって
 その有用性を理解できない商品は意味を持たないからだ
 だが、「何の役に立つのか」と問う人間は
 ことの有用無用について自分の価値観が正しいと思っている
 勉強によって自分の価値観そのものがゆらぐことを知らない
 幼くして全能の消費者となった立場から
 今の自分に役に立たないものを退ける
 この態度を
 今はやりの自己決定論、自己責任論が後押しする
 勉強しなくとも
 自分で決めてそのリスクの責任を負えばよい
 未来の自分に目をつぶり
 今の自分の無知にしがみつく
 役に立たない勉強をしなくて何が悪い
 こうして学習からの逃走が始まる

        ~学習院大教授 中条省平
          内田 樹著「下流志向」書評文~

ただ
純粋に「実学」「生活学」だけにしか
価値を認めない人達がいるのは確かだし
そのことに一理あるのも事実

「生き方」と「生活」の問題
古くて新しい問題
ランディング地点は 結局 バランスか