九州朝日放送KHBの深夜番組に
地元のミュージシャンが生出演するものがあった
かいよしひろ が弾き語りでよく歌っていた
それを東北の片隅で周波数を合わせながら聞いてた頃

はっぴぃえんど の ゆでめん のCMが流れていた
そう ”日本のロックもついにここまで” ってやつ
そして 十二月の雨の日 や 春よ来い がかかってた
和製ロック・和製フォークという言葉が生まれた頃

僕は本とラジオの生活だった

早起き名人劇場で
それまで世界が違うと思っていた浪花節に引き込まれ
さすが名人の芸は オレなんかも感動させるんだ と
心のともし火  早起き鳥
眠れない夜を過ごした明け方とか
フィールとともに起き出した早朝とか

僕はラジオに耳を傾けていた

吉田拓郎 と かぐや姫 が
嬬恋で伝説のコンサートを再現した
そんなことを7時のニュースが報じていた
しかし 僕には恥ずかしい

同じ今夜 
寅さんの映画をBSで観た
昭和58年作  マドンナは竹下景子さん
何より 映し出される当時の町並みや風俗が
僕には興味深い

時代は変わる
けれど 人は変わらないさ

ラジオの頃は ラジオであったから いい
よしだたくろうの イメージの詩は あの時だから 聞けた
それが 60歳の吉田拓郎氏で再現されてしまったら 恥ずかしい

僕の模索する
風街せんちめんたる通り は
恥ずかしさとともにあるのではなく
それは
それは


何といっしょにあるのだろう.............


             誰もが恋する今宵には
             夜道に唇そっと寄せ
             屋根から屋根へと飛び歩く
                 <夜は静か  はちみつぱい>

             乱歩や夢二や そういったイメージ