今年はアカデミー賞に黒人が一人もノミネートされていない(2年連続)と話題になりましたね。
ノミネートが発表されるとツイッターでは#OscarsSoWhiteのハッシュタグが広まり、アフリカ系アメリカンのスパイク・リー監督やウィル・スミス夫妻による授賞式欠席、ボイコット表明が相次ぎ批判が殺到。
そんな中で行われたアカデミー賞授賞式での司会者はクリス・ロック(コメディアンで俳優のアフリカ系アメリカン)でしたが何度もこの件について皮肉っておりました!!
「白人によって選ばれた賞の授賞式にいる。」
「男女で分けるのではなく、黒人のカテゴリーを作ったら良い。」
こんな毒舌ジョークが飛び出しました。
実際、アカデミー賞に投票するアカデミー会員の9割は白人でさらに8割が年配の男性(平均年齢60歳)であることから偏りがあるとの声は昔からありましたが、、、
マイノリティや女性会員も増やして会員の構成の変革を行なうとの発表があったそうです!
まぁこのように偏りのある賞と言ってしまえばそれまでではありますが、それでも年に一度の名誉ある賞です。
毎年、アカデミー賞は楽しみにしていますが、今年は特に注目していました。
なぜなら、、、
私的に「レオナルド・ディカプリオが初の主演男優賞を受賞する!かも。」という期待感が高まっていたからです!笑
レオナルド・ディカプリオといえば、彼をトップスターへと押し上げた「タイタニック」が有名ですね。
「ロミオとジュリエット」しかり、王子様なイケメン俳優のイメージが強い。
日本でもなぜだか愛称は“レオ様”まさにプリンスなのです。
そんなレオナルド・ディカプリオは過去に4度アカデミー賞にノミネートしていますが、一度も授賞したことがありません。
過去のノミネート★
*1994年「ギルバート・グレイプ 」
助演男優賞
*2005年「アビエイター」
主演男優賞
*2007年「ブラッド・ダイヤモンド 」
主演男優賞
*2014年「ウルフ・オブ・ウォールストリート」
主演男優賞
さらに、「ディパーテッド」「レボリューショナリー・ ロード」などゴールデングローブ賞でも注目されていました。
個人的には「ギルバート・グレイプ」という作品が大好きで、レオナルド・ディカプリオの知的障害を持つあどけない少年の演技の印象が強く残っており、近年ではもはや王子様キャラを払拭したかのように泥臭くワイルドで殺気迫る演技が魅力的だと思っていました!!
そして、ついに「The Revenant」で2016年アカデミー賞、主演男優賞を獲得したのです!!!
思わず「Yeees!!」と叫んでしまいました。
正座で見ていましたよ。私は。笑
アイドル俳優だから賞は取れない。
| アカデミー賞とは縁がない。 などと言われ続け、やっと手にしたオスカー像。 スピーチで言っていた「仕事の幅を広げてくれたマーティン・スコセッシ監督に感謝します。」 この言葉からも自身の俳優としての“アイドル、王子様、イケメン”イメージへの葛藤やそこからの脱却へ果敢に取り組んだというのが分かります。 狂ったように“役”へ魂を吹き込む。 そんなレオナルド・ディカプリオという俳優の気迫がスクリーンから溢れ出ていて、今回授賞した「レベナント」という作品もまた極寒の大自然とう美しい背景と、それに対比するように立ちはだかる自然の恐怖と人間の狂気で大人しく見てはいられない胸をえぐられるようなものでした。 さらにアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督は「バードマン」に続き2年連続での監督賞授賞となりました!! -20度の極寒の地で、とってもサバイバルな映画。よくこれを撮ろうと思ったなぁ~。すごいなぁ~。とただただ圧倒されました。 ちなみに、音楽は坂本龍一さんが担当しています。監督はメキシコ人、ネイティヴアメリカンも多数出演、そして作曲は日本人とまさに色んな人種が混ざり合った映画ではありませんか! 監督がスピーチで話をされていたように、人の肌の色などその人の髪の長さと同じくらい関係のないもの、本当にそれ以上でもそれ以下でもないものになるといいなぁと思います。 そして、最後に「この惑星を今日というこの日を当たり前だとは思わない」と締めくくったレオナルド・ディカプリオ。 自身の作品を通して地球温暖化、環境問題についても言及するあたり、さすがです。 考えさせられるスピーチでした!! この世は無常。 当たり前のものなど一つもないのです。 だからこそ、今あるものに感謝。感謝。 想像力を働かせて生きていかなければと思います!!! 愛を込めて… Noriko |


