プラハ城vol.1 | みゅうじんな日常(European classic music life)

みゅうじんな日常(European classic music life)

クラッシック音楽(ピアニスト・コースオーガナイズ・イベントプロデュース)に携わる日々

昨年の音楽旅行から、
再び「プラハ」の街の散策に参ります~♪

一通り旧市街を見学した後は、何と言っても見逃してはいけない、

プラハ城 」 です。


以前来た時は、 <プラハ城内>の拝観券などは全くなかったですが、

今回は。。。。すべての建物に入るために チケットを購入しなければならず、
プラハ城の門をくぐってすぐの i (インフォメーション)で2日間有効の城内すべて拝観可能なチケットを購入・・・・かなり<観光地>化を目指している意気込みが感じられました。

衛兵が常時立っており<衛兵の交代式>
が毎正午に行われます。

こちらの門の力強い「彫刻」は、<戦う巨人たち>で 18世紀後半にイグナーツ・プラツェルによって作られました(現在のものは20世紀初めの複製のもの)。

プラハ城内はとっても広くまず中庭を通ってすぐは、聖ヴィート大聖堂

旧市街からプラハ城を眺めるとこの教会が ともかく <目につく>のです。



こちらの大聖堂は、歴史が古く、
もともとは、930年に作られたロトンダ<円形型のシンプルな教会<ロマネスク様式>>
から始まり、

14世紀 カレル4世の時代に現在みられるような建物に改築する工事が始められました。
フランスから呼ばれた、建築家 マチアス(Matthias 1290-1352) の後、
オーストリア国境近くのドイツのグミュントから、べトル・バルレーシュが手掛け、

後1420年 「フランス戦争」のため工事を一時中断

最終的完成は、20世紀に入ってからといわれています。

ですが、
べトル・バルレーシュ の設計に基づいた<ゴシック建築>は、その天才ぶりを
何世紀にも渡って現在の我々に、奇才を放っています。

大聖堂の奥行き124m、巾60m、塔の高さ96.6m 
内部には、19世紀末から20世紀初頭に作られたステンドグラスがあり、
中にはチェコを代表する<ムハ>によるものをあります。

また銀でできた聖ネボムツキ―の墓碑、地下には カレル4世をはじめとした
ヴァーツラフ4世、ルドルフ2世代々の王の墓が納められています。