先週、「砂丘」という合唱曲と共に、色んな合唱曲の思い出を書いたんですが、今回もその一つ。

「聞こえる」という合唱曲がありまして、これは1991年のNコンの高校生の課題曲だったみたいなんですが、私が中三の頃に校内合唱祭で我がクラスの自由曲に選ばれたので歌う機会がありました。

部活動ではなかったのですが、校内合唱祭の中でもっとも印象に残っている曲ですね。

「白いページ」の負の思い出があった分、こっちはわりと気楽に歌えたし、めっちゃ綺麗な曲っていうのも強い。

 

 

「東京混声合唱団」さんの動画があったので、引用させてもらいます。

今聞いても良い曲だなぁ。

 

で、この曲の歌詞なのですが、さまざまな歴史の一幕がモデルとなっています。

ネットで検索すれば具体的に説明されているのがすぐに分かるのですが、歌っていた15歳の頃は薄っすらそういう歌詞なんだろうと理解しつつも具体的に把握できていませんでした。

ひょっとしたら当時も先生なんかの補足説明もあったかもしれないんだけど、休みがちだったから聞いてなかったか、そもそもボーっとしていて聞いてなかったかのどっちかだな。

ともあれ、何かしら重大なことが世界では起こっているのに自分には何もできないみたいなもどかしさを歌っているのは理解していたのですが、それが具体的になんの出来事なのかを分かっていなかったんですね。

 

大人になってから気になって調べたところ、天安門事件、ルーマニア革命、原油流出(エクソンバルディーズ号の事故が時期的に当てはまるらしい)、ベルリンの壁崩壊、森林破壊といった内容がこの曲に込められているようです。

森林破壊や原油流出については当時もすぐにぴんと来ました。

ちなみに私がよく思い出すのが「歩み寄る 手に手に花を 歳月越えて壁越しに 『歓喜の歌』が聞こえる」という部分です。

この辺りは完全に分かっていなかった気がします。

上の歴史的一幕と照らせばぴんと来る人も多そうですが、ここは「ベルリンの壁崩壊」を象徴しているみたいです。

 

このようにちゃんと分からないまま歌っていたわけなのですが、今になってめちゃくちゃ心に響くので、分からないなりにも触れておくって大事なことなんだなぁって思ったものでした。

時間差でこうして響くからこそ、長きにわたって愛されてきたのでしょうね。

今後も思い出したときに聞いてみようと思います。にしても、やっぱ合唱曲っていいなぁ。