ってことで、本日は先月末に観に行ったウマ娘の映画の感想を書いておきます。

ちゃんとしたレビュー記事とかじゃなくて、飽く迄も日記って感じで。

一応、ネタバレにご注意くださいませ。

 

□ キャラクター

 

主役はジャングルポケット🐴

私が競馬にハマりだすより少し前のダービー馬ですね。

トニービン産駒のダービー馬っていうと、他にもウイニングチケットがいましたが、ジャンポケは何となく気性が荒いイメージがありました。

なので、発表された時はヤンキーな感じのウマ娘像に仕上がっているあたり、めちゃくちゃしっくりきました。

でも、映画を見て、もっとハマったのは声ですね。いい声だよね、ジャンポケ。なんかゲームで聞くよりもさらにキュンときたな。そういえばこれ、RTTTのドトウさんの時も思ったことだったな。

やはりアニメの時とゲームの時じゃ、演技の仕方も若干違うものなのかな。タキオンなんかも、元からいい声だけど、映画はさらにぐっときました。

 

□ ストーリー

 

内容も退屈しなかったなぁ。

史実を基にした作品なので、誰が何をどのように勝つかという展開こそ事前に分かっているのですが、問題はそれをどのようにお話に落とし込むかなんですよね。

で、この劇場版ですが、そこがなかなか面白かった。

ジャンポケがダービーを勝ち、その後、ジャパンカップを制するまでのドラマこそが本番って感じで、ウマ娘としてのフジキセキの無念とか、タキオンとの再戦とか、色々とした状況や感情を巻き込んだ上で吹っ切れて勝つっていう姿に、なんかワクワクしたんですよね。

なので、視聴後の満足感が半端なかったなぁ。何なら、見終わってから時間が経つごとに、あー、あの部分、よかったなぁっていう余韻が残りました。

 

□ おまけ小冊子の感想

 

RTTTを見た人必読って感じの内容でした。

現実のアドマイヤベガは、菊花賞の後で復帰することなく種牡馬入りし、わずか4世代を遺して早世しました。母親のベガも同じくらいに天国へ旅立ったので、お墓は近いそうです。

わずかな産駒からは、私が初めてテレビでリアタイした桜花賞馬キストゥヘヴンや、マイルCSを勝ったブルーメンブラットといったG1馬も出ているなど、その血と夢を継いだ者たちが遺されましたが、もっと走れていたら、もっと生きていたら、と思わずにはいられない名馬であります。

ウマ娘で描かれるアヤベさんにも、そうした人々の夢や願いが反映されているのでしょうね。

にしても、改めて思うけれどテイエムオペラオーってすごい馬だよね。まさに世紀末覇王。映画でもラスボスとしてかなりカッコ良かったです。

 

□ その他、ちょっとしたツッコミどころ

 

映画に限った事じゃないのですが……いや、フジキセキの衣装やっぱあれ面白すぎる…w

よくアニメなんかで鉄壁スカートって呼ばれるような絶対パンチラしないスカートってありますが、あれの胸元バージョンでしたね。いや、だいぶ見えてるんだけどね、一番見えちゃ駄目なところが見えないという魔法。そうだ、まさにマジックだあれ。さすがフジキセキさん…!!

そんなツッコミもありますが、あの勝負服、結構似合ってはいるんですよね。可愛いからね、フジキセキさん。

 

□ 最後に

 

プリティ要素どこ??って言われることもある劇場版ウマ娘。だが、それがいい。

案外、周囲の女性オタクがハマっていたりするんですよね。可愛いウマもカッコいいウマも色々いて選り取り見取りですからね。

それに、恋愛要素も薄いところが好きなんですよね。お陰でスポーツ物として楽しめる。

ってことで、テレビアニメシリーズなどと同じように純粋なるスポーツ物として楽しみたい人にオススメしておきます。