お友達とランチのお約束をしていたら、「そういえばタクシーは捕まるかしら?今日は動いてます?」と言われて、へえ~、タクシーがストライキをやっていたのか?と知る次第。
いつものパソコン前の定位置からひょいと背筋を伸ばして窓の外に目を移すと、「大丈夫、タクシーは走ってます」
乗ったタクシーでも運転手がどこかと携帯でやりとり。バーコンがどうたらこうたら……と言っていたから、ストライキの話だったのでしょう。
その昔、「広州の交通について」がテーマの作文の宿題が出されて、タクシーについても書いたことがあるんですが、そのとき老師が、
黄>水色>赤>緑
ってノートに書かれて返却されたんですよ。
そのころのおススメの色でした。当時は交替時間を気にしなくてもいいオレンジはありませんでしたし、車椅子にも対応できるロンドンタクシー型もありませんでした。←2010年の広州アジア大会でデビュー
行灯に☆をつけている黄が一番のおススメってことでしたが、実は私が一番嫌いなタクシーだったりします。一見すると、親切なんです。運転手は広州の人だから道にも詳しいと言われてて、ニコニコ話しかけてきて。だけど微妙に遠回りする。ニコニコしながら話しかけるのは広州に詳しい人間か騙せる相手かを見極めているのかとさえ思ったくらい。←私の性格、歪んでますかぁ~。
緑はクローンタクシーの可能性もあるから、おススメしないってことが言われていました。運転手が廃車寸前のタクシーを借りて個人的に営業しているとか………確かに床から道路が見えるなんてタクシーも走っていましたよ。
2005年に広州に来たばかりのころ………夫はタクシーが嫌いでしたね。隣に座ると運転手が臭いって。
いまでも、タクシーに乗って目的地を告げると、どこから来た?何国人だ?って話しかけてくる運転手が多いです。そんなこととタクシーの運転に何が関係するんだ?と内心不愉快なので、話しかけるなオーラをびしばし発してます。
ふっと気を許してしまって笑っちゃう運転手さんもいるんですけどね。たまにね。
この間、「林和中路」と言ったら、←私はタクシーでは目的地だけを告げます。私をどこどこまで………とかチンとか全くつけずに。
そんな道は無い と言いきられました。
いやいや~東駅の前の道だよ~~。無いわけないでしょ~。ウエスティンやIKEAの道だよ~。じゃあこのまま北上して、林和西横路を右折して、その先でUターン←林和西路から林和中路に行けって言いたかったんですけどね。
Uターンが通じませんでした。すっごい驚愕されちゃった。彼の中でのUターンの道幅は同一道路でのことなんだな~と理解しました。
最後に、ココが林和中路だと教えたら、「ココは林和東路だ」と言うのです。
アホか~、東路は一本東だわ~。
メーターが変わる音が早すぎだろ……って思うタクシーもいます。まるでマカオのタクシー並み。だけど、目的地に着いたら、料金はいつもと同じ。私が気にしすぎだったかぁ~。
やられた(笑)って思ったのは、おつりが足りない、5毛銭足りないけど~いいでしょ。ってにこっ
。そのときは小銭ならいっぱい持っていて、全額小銭で払えたけど、面倒くさくて、「ああ、いいよ」って降りちゃった。
下車したときに、「謝謝」って言われて飛び上がるほどびっくり。あ゛~広易会中だった~と納得。広易会期間中は、紳士的であれってお達しがあるんだよね~。