茶藝高級もあと2回(一度に2コマずつ進めているから)うわ~感慨深い。

お茶とお花だけは絶対にやらん!と言いつづけていた私の根性のなさ………初級だけだからね、中級には進まないからね………と言って始めたのに、いつの間にやら高級まで。道具は増やしません、買いません。と言った舌の根はどこへいってしまったんでしょ。


前回、行礼であまりにもひどい自分の足運び。最初の歩く所作さえ危ういので、ネットでくるぶしまで隠れるスカートをポチッちゃいましたよ~~
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これで見えないもんね~。


老師に宝石藍色なので、試験のときもこのスカートでいいですよ。ただ裏地が短すぎるので下にズボンを履いてくださいね。と言われ、

いやいや老師、私は高級の試験は受けませんから←老師、余裕の笑み。




授業時間より少し前に到着したので、お茶を淹れていただいて飲んでいると、「○○太太、今飲んでいるお茶は何のお茶ですか?」と横から声が飛ぶ。


ひぇ~っ、きき茶ですかぁ~。え~っとえ~っと、たぶん青だよね………「ウーロン茶」と答えると、「正解、では閩南と閩北、どっちですか」え゛え~、そこまで………「閩南」←カンというか、あてずっぽうです。「正解、良いでしょう」


レッスンの相方は隣でニコニコと、「黄金桂」と、そこまで当てるかぁ~。





そこから授業開始で、前回(行礼、焚香)の続き、手を洗う、賞茶、潔具、投茶………老師、今日はやたらと多いですね。文士茶ならではのお線香をもってのお辞儀とか蓋碗を洗いながらの特徴的な所作は楽しいですね。

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所作に行く前の講義の時間も(2コマ受けているのは、最初に講義を2つ分まとめて受けて、後半に所作と自由課題のお茶を楽しんでいるんです)テキストが表裏1枚だけだったので老師が読んでくれて、補則に老師の知識からたっくさんざくざく出てくるんで、それを書き写しているんですが、なぜか老師からこれをいただきました。

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写経セット~←ドラえもんが四次元ポケットから取り出すときの声でよろしく
あらかじめ薄めに般若心経が書かれてるノートと黄金色のペン



老師~、私は仏教徒じゃないんですがぁ~。だけど聖書を写す気もないしぃ~。ああ、最近教会に行ってないなぁ。




自由課題のお茶の時間に入る前に、歩く所作を集中的にやらされました。
「家で練習しましたか」
うんにゃ~シテマセン………でも初回のときよりマシになっていたので、「進歩は見られます」






その後は、なんと評茶の道具登場。
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今日のお茶は10年物の熟プーアル茶と、生プーアル茶で、評茶の淹れ方を指導。


茶葉はきっちり3グラム。コップのような入れ物には黄丸のような注ぎ口。道具を潔め、温めるときにお茶碗の中にコップの蓋を入れてお湯を注ぐのですが、カンカンと高質な白磁の音が心地よかったです。


5分経ったら←20秒前からスタンバイしてお茶を注ぎます。当然濃いし渋いです。まずは香り、色、それからレンゲで口に含み、舌を丸めてゴゴゴゴ~ ←お茶飲めないのぉ~


色の表現、感じた味………それからコップの茶葉を触ります。



高級の次は、公認クラスというのがあって、それから評茶クラスもあるようですが………←評茶師カリキュラム

評茶は別のお教室で、いろんなお茶を楽しむのがあるからなぁ~。





………っていうか、帰宅後に老師に言われた「スカートの下に履くズボン」をネットで探してしまった自分って流されやすい~

老師、私は高級は試験を受けませんってば。