※愚痴日記なので、そういうのが嫌いな方は読まないでください。
世の中を見ていると、ここ数年ずっとなんだかトゲトゲした空気があふれているなと感じる。
「外国人がどうこう」「これ以上増やすな」――そんな言葉が、まるで当然のようにあちこちで叫ばれている。
でも、そういう大きな主語で語られる議論のすぐ隣には、
ただ「目の前の大切な人と、穏やかに一緒に暮らしたい」と願っているだけの、ごく普通の日常がある。
私にとって、それは外国人である彼との暮らしだ。
私たちが恋に落ちたとき、「相手がどこの国の人か」なんて考えていなかった。
ただ、好きになった人がたまたま外国人だった。それだけの話なのだ。
だけど、その「ただそれだけの当たり前の願い」を日本で叶えようとすると、途方もない壁がいくつも立ちふさがってくる。
今、配偶者ビザの申請という途方もない手続きのために、どれだけの時間と労力を削られてきただろう。
仕事の合間を縫い、山のような書類をかき集め、ふたりの生活の軌跡を証明するために神経をすり減らす。
これでもかってくらい、私たちがいかに今まで交際を続けて連絡を取ってきたかを顔も知らない誰かに証明する。
やっとの思いでそれを乗り越えたと思ったら、今度は今年からの大幅な手数料の値上げだ。
たった3年の在留資格を取るのに、5万円を超えるお金が飛んでいく。
この物価高で毎日の生活だってこの先どうなるかわからないのに、10倍に跳ね上げられたこの金額をただ提示する画面。
愛した人がたまたま外国人だった――。
それだけのことなのに、どうしてこんなにも重い試練をくぐり抜けなければならないのだろう。
手続き、膨大な資料作り、高額な手数料。
何かを証明するための何かにまたお金が掛かる。
それで、日本から「日本が大好きで住みたい」って外国人がみんないなくなったら、嬉しいですか?
同じように、見えないところで必死に大切な人を守り、日々の暮らしを繋いでいる国際カップルやその家族が、もう少しだけ優しい風の中で息をできるようにと、ただ願わずにはいられない。
私にできそうなのは、この3年ごとの56,000円の出費の精神的・金銭的ダメージを減らすために、毎月1,500円を貯金箱に入れて積み立てておくことくらいか。
