2025年ももうすぐ終わります![]()
今年最後に読了となりそうなこちらの本を読み終えました。
6冊目にして、多読で語彙を増やす方法も確信しました。

『The Reappearance of Rachel Price』
・著者: ホリー・ジャクソン(『A Good Girl’s Guide to Murder』シリーズで知られる)
・ 出版: 2024年4月(英語版HarperCollins)
・ジャンル: YAミステリー/スリラー
・受賞歴: 2024年 Books Are My Bag YA Award 受賞、Waterstones Book of the Year 候補
・あらすじ
主人公は 18歳のベル(Bel)。
16年前、母親の レイチェル・プライス(Rachel Price) が突然失踪。ベルは唯一の目撃者だったが、当時の記憶はない。
レイチェルは長らく「死亡した」とみなされていたが、事件は未解決のまま。
ある日、家族がこの事件を題材にした ドキュメンタリー番組の撮影に同意。ベルは早く撮影が終わって日常に戻りたいと願う。
ところが撮影中に “ありえないこと”が起こり、事件は再び動き出す。
私が初めて読んだ400ページほどある洋書が、ホリー・ジャクソンの『A Good Girl’s Guide to Murder』でした。
そのシリーズを読み終えて、改めて彼女の文章の読みやすさ、平易な単語使いが初心者の私にピッタリだなと感じていたところ、うちの彼が買ってくれたのがこの本でした。
この本も、『A Good Girl’s Guide to Murder』シリーズと同様に初心者にお勧めの英語レベルだと思います。
430ページもあるので、手を付けるのに正直勇気がいりましたが、6冊目だからなのか読み始めると意外と早いペースで読み進められ、1か月かからずに読み終えました。今回は精読ではなく多読スタイルで、ストーリーを理解していくことに集中しました。
ホリー・ジャクソンの作品は、今回で4冊目となるので、彼女書き方や構成からいろいろ推測できちゃう部分もあったのですが、それでも十分に楽しめました。
途中の、いろんなことが嘘に思えてしまい、疑いのまま過ごす日々の描写は、人によっては退屈な章にもなるかもしれないとは思いますが、40章過ぎたあたりからの展開がとても面白く、一気に引き込まれました。
【多読の成果と100万語への道】
英語に関して言えば、もう6冊目ともなると、何気ない描写に使われる単語は見慣れているのが実感できます。
1冊目は全ての単語が初めてで、1ページにとても時間が掛かったことを思い出しました。
6冊目をもって、約66万語を達成していると推測されます。100万語まであと約34万語、あと4冊です。
多読を指導する専門家や経験者によると、総読書量が100万語に達する頃に、学習者の英語運用能力に劇的な変化(ブレイクスルー)が起こると言われています。
私にそれが起こるのかを身をもって実験中です![]()
多読をお勧めする人がよく言セリフがあります。
「気になった単語だけ辞書を引けばいいよ。」
この意味が今回もっと深く分かった気がします。
以前、その意味もきっと説明してもらっていたはずなのですが、当時はいまいちわかってなかったなって今では思います。
私なりの解釈はこういうことです。
どんなにわからない単語をひとつひとつ丁寧に調べても、絶対に忘れます。(つまりあまり意味がない)
しかし、沢山洋書を読んでいくうちに、何度も見た事あるけど意味がわからなくて、これってどんな意味っていつも思う単語が出てきます。
そういう粘着質な(失礼)単語って、もうそれが使われている雰囲気とか状況がわかってきていてその単語の見た目がもう馴染みがあるんです。
そうなってから調べると「あは!そういう意味か!」ってなって、スッとその単語と知り合いになる感覚です。
「気になった単語だけ辞書を引けばいいよ。」っていうのは、まさにそういうことなんだってあらためて自分なりに解釈し直したんです。理解はしていたつもりだったんですけど![]()
私は多読があまり自分には馴染まないと思っていました。
でも、多読は精読とはまた異なるアプローチでした。
精読して、著者が伝えたい細かいニュアンスまで読み解いていく楽しさ。
多読で、物語の先をどんどん知っていく楽しさ。
どちらもいいなって思います。
今回のようなミステリー小説なら、「この先どうなるの?」という好奇心が、読むスピードを上げていきます。
でも、多読で忘れてはならないポイントは、英文を訳すときにやりがちな後ろから訳すのではなく、英文を読みながら(戻らずに)理解する訓練だと思います。
そしてそれがひいてはリスニングの訓練になっていくはずです。
英語の字幕が付いていれば、英語のまま映画を観ることも可能になってきます。
そしたらリスニングの力もアップして、字幕なしで映画を観れるようになるかも?
夢が無限に広がりますね![]()
【本選びの重要性】
また、本選びするとき、「裏表紙のあらすじの英文が理解できない本は手を出すべきじゃない」という思いは、今も変わりません。
実はこの本の前に、
『10 Minutes 38 Seconds in This Strange World byエリフ・シャファク(Elif Shafak)』という本に少し手を出したのですが、私を苦しめたあの『These Stolen Lives byシャラダ・キーツ (Sharada Keats)』と同じく文学作品であり、ブッカー賞候補作であることから分かるように、文体は詩的で感覚的(五感に訴えかける表現が多い)傾向があります。そのため非常に洗練されていて、多読で慣れる一般小説よりも、抽象的・比喩的な表現が多く、ハイレベルな語彙が使われていて、現時点の私にはまだ手を出せませんでした。
100万語を達成するためには、先を読みたくなるような本で、70%理解できるものを選んでいくことが大事だと思うので、焦らず、今は楽しくページをめくれる本を選び続けることをやっていこうと思います。
7冊目の本をどうしようか考えているんですが、やっぱりミステリーかな~って思っています。
来年は100万語達成だー![]()
