やはり後半一気読み

 

 

前回レビューした『A Good Girl's Guide to Murderの続編、『 GOOD GIRL, BAD BLOOD 』、

Holly Jackson氏の本の2冊目、今日読み終えました。

 

前作で、後半一気読みしたので、今回もかな~って思っていたのですが、やっぱり後半になって色んな事が明らかになって一気読みしてしまいましたキョロキョロ  

「まさかそんなことになるとは…」

読みながら涙を流してしまいました。

 


※今回そんなにボロボロにならなかった本

 

タイトル:『Good Girl, Bad Blood』
著者:ホリー・ジャクソン(Holly Jackson)

この本は、彼女のデビュー作『A Good Girl's Guide to Murder』の続編でヤングアダルトミステリー・スリラー小説です。

物語は、前作で事件を解決したピップ・フィッツアモビ(Pip Fitz-Amobi)が、友人の兄が行方不明になった事件を調査することから始まります。ピップは、友人の兄の行方不明事件を警察が無視しているため、自分で調査を進めることを決意します。彼女は、以前の事件を元にしたトゥルークライムポッドキャストを通じて、新たな謎を解き明かしていきます。

 

前半200ページにわたって、さまざまな謎と人間模様が細かく描写され、後半までその謎は解けぬまま、散りばめられていたヒントが後半になって次々とつなぎ合わさっていく感じが前作同様に面白かったです。

ただ、前作のほうがハラハラドキドキ感が多くて、今作はむしろピップの心の葛藤や人間関係について主に描かれていた感じがあります。

 

少女が地域の人にインタビューしたりして、それぞれがプライベートなことを彼女に話すことが現実的でないという意見もありますが、私は素直に楽しめました。

 

英語の面で言うと、今回で洋書2冊目(実質3冊目)ということもあって、ミステリーや犯罪、裁判に関する英単語にも段々慣れてきたのと、Holly Jackson氏のシンプルな文章がとても読みやすく、そこまで苦痛なく読み終えました。

 

読み終えるスピードもかなり上がったので、ミステリーならではの「どうなるの?誰なの?」という興味が物語にどんどん惹きこまれ、洋書を読んでいる意識がなく読み終えてしまい、このジャンルが私にとても合っているなと再認識しました。

 

ちなみに高校の時に手に入れたラダーシリーズを一切読まなかった私ですが、今思えば単純にストーリにハマらなかったのだなと思います。

自分にあったジャンルを見つけるのが洋書の入り口になると思いました。

 

早速一番ダークだと噂される3作目、『As Good As Dead』に進んでいこうと思います。

 

本を読むって楽しいですねラブラブ