原因はいろいろ考えられる

 

 発覚したのは私の携帯電話に掛かってきた1本の電話からでした。それはクレジットカード会社が”疑いのある不正な利用”を検知したので、本当に私が決済したものかを確認したいとのことでした。(留守電の内容)

 気を付けてほしいのは、この電話すらも詐欺の可能性があるということです。なので、慌てずまず公式の電話番号であるかを確認することが大事です。

 

 不正利用された私のクレジットカードは、作ってから3年以上経ちますが、ずっと使っていなくて、最近旅行中の大き目の金額の交通費を払うのに使いました。そのカードが不正に利用されたのです。

 

 さて、私は自分の取った行動をもう一度一緒に旅行に行った彼と細かく振り返り、可能性あるものを考えてみました。

 

※イメージイラストはAIで生成

 

 

 

不正利用された原因と考えられるもの

⓵クレジットカード決済をしたあと、パソコンのキャッシュクリアをしていない。

  →キャッシュ情報の漏洩

 

②フリーWifiを使用している時にVPNを使っていない。

  →あるホテルに泊まった時に、しばらくoffにしていたことにあとで気が付く。

   (フリーWi-Fiは情報が抜かれる恐れがあるのでVPNを使用する)

 

③知らないうちにフィッシングメールや、不審なサイトでの入力をした可能性。

 

④総当たり攻撃にヒットした

  →カード番号を順番に試して有効な番号を見つけ出す手法。これもカード情報の漏洩原因の一つ。

 

 

 

 いずれにしても未然に防ぐことができたカード会社さんには感謝しています。

 その後の対策として、

 ⓵ IDの変更

   →メールアドレスじゃないほうがより安全とのこと

 ②パスワードの変更

   →1234とか、生年月日や電話番号など推測できるものはもちろんNG

 

 をし、再発行となりました。

 

 

 

 最近日本でも、イ〇ンカードの不正利用がSNSの間で話題・炎上しています。イ〇ングループは、テレビ局にとってはビッグスポンサーでもあるので、そういう企業のスキャンダル報道は控える傾向にあります。

 報道されないことで多くの人が周知していない現状や、イ〇ンカード側の初期対応の遅れ、ユーザーの建て替え要求などによってネット上では大炎上していました。

 

 どんなにセキュリティを強化しても、いたちごっこ状態なので、自分で対策していくことが賢明です。私は、上限金額を低額に変更することで被害額を最小限にするようにはしていたのですが、今回8万円以上もの不正利用があったため、もしこれが泣き寝入りになったら悲しいと感じたので今までの対策はもちろん、さらに対策できることを付け加えて私なりにリストアップしてみました。

 

 

不正利用への対策

⓵チャージ式のVISAプリペイドに変更する。

  →万一不正に利用されても、チャージ額までしか使用できない。

 

②フィッシングメールに注意する。

  →クレジットカードが不正利用されたなどトラブル系のメールに注意し、送信元を確認すること。

  →メール本文のリンクをクリックせず、公式サイトやアプリに直接ログインして確認すること。

 

③怪しいウェブサイトに注意する。
  →https(Hypertext Transfer Protocol Secure)というデータのやり取りを暗号化して安全に行うためのプロトコルです。HTTP(Secureのないバージョン)はこの暗号化を行わないため、情報が傍受される危険性が高いです。

  →日本語が不自然、値段が異常に安い、ウェブサイトの作りが雑なサイトではクレジットカード情報を入力しないこと。微妙な場合、バーチャルのビザプリペイドカードを利用することでリスクを最小限に抑える。

 

④3Dセキュアの設定

  →クレジットカードの本人認証サービスを設定し、ネットショッピングでの支払いにワンタイムパスワードの入力を求める。第三者による不正利用を防ぐための強力な対策となる。

 

⑤クレジットカードの断捨離

  →使っていないクレジットカードを解約し、管理するカードを少数に絞ることでリスクを減らす。

 

⑥通知の設定

  →クレジットカード利用時のメール通知やアプリのポップアップ通知を設定し、不正利用を迅速に検知できる環境を整える。

 

⑦VPNを利用し、安全なインターネットの利用を行う。

  →私たちが使っているのは NordVPNです、家族全員で使用でき、スマホにも入れられるので便利です。

   VPNはプライバシーを守ることができますが、すべての物は万能ではないのでこれに頼り切ることのないようにします。

   

 

 

 

 

最後に、人生で初めてクレジットカードを作って以来、初めての不正利用。

さすがに昔のままのリスク管理ではだめなんだなと再認識しました。

インターネットが普及し便利になった反面、無知をターゲットにした犯罪が横行しています。

 今回のことが、警告であったと受け止めて、今一度銀行やクレジット関連のセキュリティの見直しをしたいと思いました。また、少しでも怪しいとか、不安なときは一人で判断せず、家族の意見を聞いたりすることも大事です。

 今回のような大きな会社のトラブルだと、テレビでは知り得ないこともあるので、SNSなどで見かけた詐欺の手口などは家族間で共有し、常に意識しておくことも必要だと思いました。

 

 

 今回のこの出来事の記事が少しでもみなさんのお役に立てたら幸いですひらめき電球