「自分に自分を与える」こと。

 

最近、改めてこのことを意識しています。

肉体を持って、今生を生きている毎日——あなたは自分に、どれだけ与えていますか?

 

自分を与えるとは、こんなことだと思います。

 

動くこと。

学ぶこと。

愛し合うこと。

思いやること。

表現すること。

勇気を出して挑戦すること。

絆を結ぶこと。

働くこと。

お金を得ること。

好きなことを好きなだけすること。

友情を深めること。

自分を精一杯使って、毎日を生きること。。。。

 

かなり昔に、私はこのコラムを書いたとき、「したいことがわからない」「どう動けばいいかわからない」という人たちに向けて、とにかく動いてみよう、と伝えたかった。でも今、

もう一段深いところで気づいていることがあります。

 

したいことは、もうわかっている。でも、踏み出せない。

 

そういう人が、実はとても多いのではないかと。

 

以前の私がそうでした。

師事していた先生のお宅に伺ったとき、「何を飲みますか?」と聞かれると、いつも「なんでもいいです、お任せで」と答えていました。

 

お手を煩わせたくない。図々しいと思われたくない。

そういう気持ちが先に立って、自分の気持ちを後回しにしていた。

 

でも内観を深めていくうちに、あることに気づきました。

「迷惑かどうか」は、相手が決めること。私が先回りして決めることじゃない。

そう思えたとき、「紅茶をお願いします」と、自然に言えたんです。

後日、先生から「ちゃんと望むものをくださいと言えるようになったね」と言っていただきました。

 

これが、「自分に許可を出す」ということのひとつだと思います。

したいことを抑えている理由を探すのも、もちろん大事。でもときには、理由を全部解消しなくても、「言っていいよ」「やっていいよ」と自分に許可を出してみるだけで、何かが動き始めることがある。それも、開運のひとつだと私は思っています。

 

今日の私は、どれだけ自分に与えていたかな。

そして——どれだけ自分に、許可を出していたかな。