*映画って本当に素晴らしいですねブログ-image0004.jpg

ヤン・イクチュンが主演、監督、制作の映画ですが
タイトル通り息もできないラスト。
この映画の前編~中盤は
ラストの為の伏線と言ってもいいと思う。
サスペンスや推理小説のような謎解きの『伏線』ではなく、

心をズタズタに引き裂かれる毎日。
激しい暴力の中で静かに生まれた主人公サンフンと少女の愛。
結ばれるとか結ばれないとかではなく、
2人で過ごした少ない時間だけが唯一の癒しで
それを経てのサンフンの変化。

家族とゆう確執の中で生きていく2人が
ただ傷を舐め合うのではなくて
『2人でいるときだけ、泣けた』


もうこの一言が
2人の感情を知らしめています。

ヤン・イクチュンはすごい監督だと思う。
韓流映画やドラマを懸念していた訳ではないけど
あまり興味が無かった私が
この映画で勝手に泣けた。

気付いたら勝手に涙が出ていた。


暴力シーンは多い。

先日アウトレイジを観てしまったからか
北野監督の自己満足さが余計に目立つなぁと思う。

北野映画はリアルなシーンというか、
ただ自分をかっこよく怖く見せたい、
893役をやりたい、
チャカ撃ちまくりたい、
ぶっとんだ男を演じたい、
ファッキンジャップくらい分かるよ馬鹿野郎!

って感じにしか見えなかったが、

ヤン・イクチュンは違かった。

狂暴性と繊細さをうまく表現できていたし何よりリアルだった。

何度も何度も丁寧に慎重に編集したんだろうな。

ストーリーはそこそこにありきたりではあるけど
日常の描き方や特にラストの写し方はスゴイと思う。

私の心まで痛く、
自分も映画のなかにいる錯覚をしてしまったから。


素晴らしい映画ではなく、
スゴイ映画だ。
ショーシャンクのような壮大な感動はないが
そこらにあるような日常、非日常がうまく描かれた映画で
心に残るものだと思う。


痛くて切なくて
見ているこっちも心をズタズタにされる、
まさに息もできないくらい。

因みにDVDの特典映像には、ヤン・イクチュンがインタビューに応えていますが

めっちゃチュートリアル福田(笑)



えぇ、そっくりでした。

ぇえ(;゜Д゚)!
これがあのサンフンなのぉぉおおえぇぇ!

って感じ。
すごい…。
凄まじい演技力。
全然違う人に見える。
この人ってすごい。
インタビュー中のこの人の言葉は私にズドンとくるものばかりだった。
見に覚えがある話ばかりで、そろそろ私も前に進む勇気が出そう。



『自分のこれからの幸せについて悩んでほしい。』


ヤン・イクチュン